
「さようなら」を伝えたかった~葬儀屋になった理由~
- ■2020/08/13 「さようなら」を伝えたかった~葬儀屋になった理由~
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…気付いたらそこには居てくれて、幼い私を可愛がってくれていた、
大好きなおじいちゃん。
この世に産まれ、当たり前のようにいる存在。
私の両親は共働きだったので、私と弟は大のおじいちゃん、おばあちゃんっ子でした。
家がすごく田舎にあった事から、子供ながら珍しい体験もたくさんしていました。
夏になれば森に昆虫を取りに行ったり、冬には広い庭で雪遊びを楽しみました。
毎週のようにおじいちゃんの家に行っては遊んでいたのに、
歳を取るにつれて行かなくなってしまいました。
いや、歳を取って自分で遊べるようになってからは
自分の事ばかり考えて生きていたのだと思います。
私は、おじいちゃんにはもちろん、両親とも連絡を取らずに生活をしていた時期がありました。
そんな中、数年ぶりに両親と連絡を取った際に母に言われました。
おじいちゃんが亡くなった。と。
頭が真っ白になりました。
人は、いつかは亡くなります。
近い身内の中では、おじいちゃん、おばあちゃんが対象になっている事はわかっていながら、
心のどこかではまだそんなわけない、亡くなるわけはないと思い込んでしまっていました。
小さな私がここまで大人になっているので長い歳月がたっています。
私は、今までの自分主体の自分勝手な人生に強い憤りを感じました。
私がおじいちゃんの家に行った時には、おじいちゃんは遺影写真になっていました。
どんなに謝っても返事はもう返ってきません。
この家に、この部屋に、おじいちゃんが居ない事がとてつもなく、違和感に思います。
でもこれも慣れてしまい、当たり前になってしまう事なのでしょうか?
おじいちゃんらしい良い葬儀だった、葬儀屋さんも素敵な方だった、と
親戚達が言っていました。
連絡を取っていなかったので、葬儀にも出られませんでした。
最期も看取れませんでした…。
幼い頃から私を可愛がってくれたおじいちゃんに、
生きている中でおじいちゃんに何もしてあげられなかった。
この世に産まれ、運命的に出来た孫が、
私で申し訳なかったと心から思いました。
この世に居なくなってしまったけど、全てが終わりではないよ。
おばあちゃんが落ち込む私に言い聞かせてくれました。
私の新しい就職先は葬儀社に決めました。
これからの人に私と同じ思いをしてほしくありません。
私だから出来る、アドバイスがあると思います。
きっとこれからの私の行動が
おじいちゃんにも届いてくれると信じています。
無償の愛を人に捧げられる、大きいカッコいい大人に、
私はなりたい。。。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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