■2018/12/18 「エンバーミング」について　岩槻の葬儀社ブログ

今日はエンバーミングについてご説明させて頂きます。
 
エンバーミングとは、専門の資格をもったエンバーマーによって、ご遺体を衛生的に修復保全することで長期保存を可能とする技術です。
 
土葬が主流のアメリカやカナダでは、エンバーミングが一般的ですが、生前のお姿に近い形で心ゆくまでお別れできると言った理由で、火葬が主流の日本でも近年注目されるようになりました。
 
故人の身体を生前のままの姿で保存したいという願いは昔からあり、その起源は古代エジプトにまで遡ります、今日のエンバーミングの歴史は、アメリカで南北戦争時代に始まりました。
 
戦場で戦死した兵士を何とかそのままの姿で故郷に送るためにエンバーミングを行ったことで、その技術が広まったのです。
 
アメリカのリンカーン大統領や、ケネディ大統領をはじめ、マリリン・モンローなどアメリカを代表する女優や著名人もエンバーミングの処置をしています。
 
最近ではマイケル・ジャクソンがエンバーミングをして話題となった事が記憶に新しいかと思います
 
日本では1988年頃に導入されて以来、まだ一般的には知られていませんが、少しずつ利用者は増加しています。
 
遺体が通常のドライアイスでの処置と違い長く保全出来るうえ、衛生的な問題もなくなりますので、お別れの形についても、様々な要望に対応出来ると言えます。
 
衛生的な面では「一緒のお布団に寝ても大丈夫」なほどです。
 
海外では、バイクにまたがった故人を式場で飾ったり、テーブルに腰かけて参列者を迎える、といった自由度の高い葬儀がインターネット上でも話題になっているようです。
 
まだ日本では古来からの葬送儀礼を重んじている事もあり、まだあまり馴染みは無いですが今後エンバーミングが主流になってくる時代が来るのかもしれません。
 
弊社でもエンバーミングを取り扱っております。
金額は 200.000円～（故人様の状態により変動）となっております。
 
詳しくは弊社スタッフにお申し付け下さい。



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