葬儀に深くかかわる位牌 白木位牌と本位牌の違い
- ■2020/03/06 葬儀に深くかかわる位牌 白木位牌と本位牌の違い
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葬儀と位牌
先日ご葬儀のお手伝いをしたお客様から位牌についての質問がありました。
ご自宅に仏壇、位牌をお祀りしてあっても、なぜお祀りしているのか、わからない方もいると思います。
今回は位牌についてお話します。
仏教のご葬儀の際、通夜、告別式の葬儀の時に用意されるのが白木位牌になります。葬儀の際はこちらを用いて葬儀を行います。
白木位牌にはご住職が、直接、または別の紙に、戒名、没年月日(亡くなられた日)、俗名(生前のお名前)、年齢(亡くなられた時の年)を記し、四十九日までのお位牌として用います。
白木位牌の用意は葬儀社が用意をしてご住職にお願いをするので、お任せすれば問題ありません。
四十九日を迎えるまでに、本位牌を用意していただきます。
ここでよくいただく質問なのですが、本位牌を作る際どのような物を作ればいいですかという質問です。
白木位牌は四十九日を迎えるまでの間のいわば仮の位牌ですが、
本位牌は長い間お祀りするものですので、大きさ、材質、形等ご家族でよく相談してから決めていただければと思います。
すでにご自宅に、仏壇、位牌がお祀りされている方はご先祖様の位牌に倣って、大きさや材質等同様の位牌をお作りするのがよいと思います。
これから仏壇、位牌を初めて購入しようとされる方は、それぞれのお家に合わせて購入していただければいいと思います。
位牌といえば、黒塗りの位牌を想像する方が多いと思います。
現在では洋風のインテリアに合う自然な色の位牌も増えています。
仏壇の大きさや形もコンパクトなもの等も増えているので、ご自宅の広さに合わせたものを購入してもらえれば大丈夫です。
位牌の作成にはお店等によって異なりますが、1週間から2週間くらい時間がかかりますので、お早めに注文をするのをオススメします。
ここでもう一つよくいただく質問なのですが、位牌は四十九日までに必ず作らなければならないのかという質問です。
現代の仏教においては、四十九日にお墓にお骨を埋葬される方が多いのでその日を一つの区切りとされる方が多いのです。
また、ご住職に白木位牌から本位牌に魂入れを行っていただくためこの日に本位牌を用意していただく必要があります。
しかし、お寺との付き合いがなく、お墓もこれから検討されている方や、気持ちの整理が付かない方等様々な事情をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。
そういった方々は無理に四十九日に合わせて作らなくても大丈夫です。
最近では1周忌に合わせて行う方もいるので、その時に合わせてお作りすれば問題ありませんので、必ずしも四十九日までに本位牌を用意しなくても大丈夫です。
菩提寺がある方も現代ではお仕事が忙しくて四十九日に間に合わないとご心配される方もいらっしゃると思います。
その際はご住職とよくご相談をしてみてください。
位牌は故人様の依り代となるものです。
後悔することのないように、よくご相談をしてからお作りしましょう。
さいたま葬儀社連盟は位牌、仏壇の相談、注文も承っています。葬儀のことで気になることはいつでもご相談ください。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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