■2020/05/29 知って得する互助会の話

良くわからない互助会について・・・


本日は、最近非常にお問合せが多くなってきていると感じる互助会についてのお話しをしていきたいと思います。

～事前に少額でも互助会で積み立てをしておけば、いざという時に困らないで安心だ。～

一昔前であれば、その様な考え方が一般的だったのかもしれませんが・・・
ここ最近では、葬儀社を事前に比較し、比べるなどしてから決めたり
葬儀後に、故人が互助会で積み立てをしていたことを知ったなどの理由により
互助会の積み立てを使用することなく解約を希望される方が増えているようです。
だからなのでしょうか？？？
解約の手続きがスムーズに行かずに戸惑ってしまったり・・・
結局、解約出来ないなどのトラブルになるというケースもかなりあると聞きます。

今回は、事前に知っておきたい、互助会の解約手続きをする際の流れや
トラブルになってしまった時の対処方法などについてもお話ししていきたいと思います。

まずはじめに、このお話の中で、互助会のことを否定も肯定もするつもりはありません。
あくまでも、最近相談が増えているので、どうしたらいいのか？
どういう選択肢があるのか？一緒に考えていく為のものであります。
とても大事なところなのでもう一度言います。
あくまでも、最近相談が増えているので、どうしたらいいのか？
どういう選択肢があるのか？一緒に考えていく為のものであります。

皆さん、よろしいですか？よろしい方だけ続きをご覧ください。




互助会とはそもそもどんなシステムなの？
互助会とは、正式には「冠婚葬祭互助会」という名称で、いざという時などに
予め会費として積み立てをしておくことで、その額に応じた役務サービスを受けられるシステムです。

お宮参り・七五三・成人式・結婚式・出産祝い・ご長寿祝い・ご葬儀などの際に利用することが可能です。

近年では、自分の好みにあった式場やプラン内容などを自由に選びたいとの理由から、
結婚式ではほとんど利用されることがなくなってきており、
お葬式のみで利用されていると言っていい状況のようです。

ここまでの話を聞くと、なんだか積み立て型の保険であるかのようなイメージを
してしまう方も多いかもしれませんが、実際には、そうではなく、掛金は基本的に
全額が、結婚式やご葬儀などの費用の一部に充当されます。
なので、満額積み立てていたとしても、あくまでも、費用の一部ということなので
発生した差額分は支払うことになります。
その為、費用の一部を前払いしていると考えていた方が良いでしょう。

この辺りのことを、きちんと理解したうえで入会しないと
トラブルの原因となってしまいます。

利用する互助会によっては、ご葬儀や結婚式を執り行った際に請求される金額が非常に高額となっており、入会をする時に思っていた安心感やイメージとの
ギャップがあまりにもあることも解約を希望する理由の一つとなっているのかもしれません。

次回は、解約の流れについてお話したいと思います。

本日も、ご静聴誠に有難うございました。


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