関係者の死、葬儀スタッフの心得
- ■2021/11/04 関係者の死、葬儀スタッフの心得
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皆さんこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
寒い季節がやってきました。
季節の変わり目は、体調を崩される方がたくさんいます。
残念ながらお亡くなりになる方も多いです。
人の運命は、変えがたい事ではありますが、出来る事は全て行なってもらいたいと思っています。
新型コロナウイルスにより、手洗いうがいや、消毒など新しい暮らしの形が確立されており、シーズン的に流行すると言われているインフルエンザも例年よりも減っているとニュースで報道していました。
不幸中の幸いではありませんが、いい傾向にもきているのだと思っています。
油断はまだ出来ません。
1人1人が責任ある行動を。。。
先日、仕事場の関係者が亡くなりました。
1年前は普段と変わらない形で仕事で関わっていた方でした。
そこから会わなくなったとは思っていましたが、まさかその時期に、闘病生活を送っているとは思ってもいませんでした。
私がまたお会いする時は、あの時には想像もできない姿でした…。
葬儀の仕事をしていた方なので、私達スタッフ意外の関係者も、葬儀の仕事をしている方が多くいます。
日々、葬儀でお悩みご家族に携わり、お手伝いをしているので適切な表現ではありませんが、"慣れている"面もあります。
ですが、身内の死というのは、やはり辛いものです。
会社の教訓で
心だけが動いてもダメ、身体だけが動いてもダメ
という項目があります。
仕事に携わる中で大切にしている1つです。
この業界に入り、仕事をする中で直面したのが、心だけ動いてしまった事です。
私は、葬儀を全く経験せずに、この仕事を始めました。
始めてご家族の葬儀に付き添い、その葬儀の出棺の際、最期のお別れに悲しみの絶頂に達していたご家族。
私もそのご家族のように、悲しい気持ちでいっぱいいっぱいになってしまっていました。
その結果、お手伝いする側の私は、適切な対応が取れなくなってしまいました。
逆に、身体だけ動いてもダメです。
数年がたつと、何10件、何100件と葬儀の仕事をしていくようになります。
そうすると人は、慣れていきます。
慣れ始めてくると、始めた当初の感覚ではなくなってしまいます。
なにも感じなくなり、機械のように、流れ作業のようになってしまう葬儀スタッフもいると聞きます。
どちらも同じように汲み取り、心も身体も動かし、ご家族の葬儀をお手伝いをする事が大切です。
実際に行なうのは大変むずかしいですが、私はこの事を肝に命じ、仕事をしています。
そんな事を今一度考えるようになったのが今回の訃報でした。
亡くなってしまった故人様とその周りのご家族、関係者様には深くお悔やみを申し上げます。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
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