トラブル回避!遺品整理について考える
- ■2021/11/06 トラブル回避!遺品整理について考える
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遺品整理を行う際に、何から手を付けたら良いのか?
何をどの様に整理したら良いのか?
などわからず何となくで品物を分けて、遺品の整理のをしているという方が多いようです。
今回は、そんな遺品整理についてのお話をしながら、遺品整理の意味や遺品の片付け方法、残されると困る物などについて考えてみたいと思います。
そもそも遺品整理とは???
故人が残した様々な物を残された方々で、必要か不要かを整理して物によっては廃棄します。
場合によっては、故人が住んでいた部屋を掃除し、原状復帰をするところまでのことを言います。
故人との思い出や残された方々の気持ちを整理するという意味でもとても大切な時間であるとも言えるでしょう。
遺品整理はいつ始めるの?
遺品整理というのは、期限が無いので、いつ始めて、いつまで掛かっても問題ありません。
なので、葬儀が終わってからすぐにでも始めて構いませんが、気持ちの方がまだ落ち着いていない時に遺品整理を始めてしまうと、思いのほか哀しみが深まり、上手く整理出来ずに、必要な物を捨ててしまうなどのトラブルになってしまうこともあるようです。
まずは、気持ちの整理をし、落ち着いてから遺品整理を行うのが良いという事なのでしょう。
しかし、故人が賃貸物件に住んでいた場合などは、、気持ちの整理が出来ないからといって、遺品整理をせずに、そのままにしておくと、当然その間は家賃が発生してします。
また、相続税を納める為にも、ずっとそのままにしておく訳にはいきません。
ですから、宗派にもよりますが・・・49日法要や50日祭、1ヶ月命日を1つの目途として少しずつ進めていくと良いでしょう。
この目安の期間が過ぎれば「忌明け」と呼ばれ、遺族の気持ちも落ち着く頃とされている為、遺品整理や形見分けを行うのはこの頃が一般的だと言われております。
ただし注意したいのは、故人より目上の方や年上の方に形見分けを行うというのはマナー違反になります。
また、高価な品物などを形見分けすると、受け取った側に贈与税が生じる場合がありますので、気を付ける様にしましょう。
遺品整理や形見分けでのトラブルを回避するには・・・
故人に縁のある方へ遺品を贈る「形見分け」では、高価な品物や貴重な品物が含まれているとトラブルになってしまうケースが多いようです。
なので、形見分けをする際には、親族が集まって行う方が良いでしょう。
貴重な品物や高価な品物がある場合には、誰がもらうかでトラブルになることがありますので、その場合には、形見分けするのではなく、財産分与とするべきかもしれません。
形見分けの品物を、価値に関係なく、先に勝手に持って行ってしまうケースもあるようです。
当然のことながら、その様なことをすれば、トラブルになる可能性があるということくらい想像出来ます。
なので、形見分けは節度を持って進めましょう。
遺品整理や形見分けは、故人とのお別れをする為の大事な作業の1つです。
身内で故人を偲びながら行うのが最も良いのでしょう。
ですが、時間的にも、精神的・体力的にも困難な場合には、遺品整理をしてくれる業者へ依頼するのも1つの方法かもしれません。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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