お葬式は家族の責任の下行われるもの
- ■2021/11/24 お葬式は家族の責任の下行われるもの
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お葬式は家族の責任の下行われるもの
お葬式に参列されることなど、あまり経験しないことだと思います。ましてや、喪主を自身が務めることなど一生に一度あるかどうかのことです。
慣れていない場でありよく存じ上げないため、周りに対して失礼がないように過敏になってしまう方が多くいます。
参列される方も同様に無礼がないかを不安に感じる方が多いようです。
皆さんが気にする程、礼節に厳しい場ではありません。お葬式について正しく理解して過敏になりすぎない様にしてください。
まず、喪主様についてです。
喪主とは葬儀の代表者であり、葬儀を取り仕切る方です。お葬式の場において、参列された方にご挨拶のため動かれる方が多いですが、喪主様は喪主席にお座りいただいて、なるべく動かない様にしましょう。
ご挨拶は参列された方が行きますし、一か所にいていただいたほうが皆さんもご挨拶がしやすいのです。
次に参列される方についてです。
参列される方で事前にいただくご相談としては服装についてです。礼服で行かなければならないと思っていらっしゃる方が多くいます。
お通夜に参列される方はそこまで服装に気を付けなくても問題ありません。
礼服でなくても仕事着や一般的な背広でも構いません。背広の方はネクタイのみを黒色のものに替えて行くと良いでしょう。
派手な色でなければ私服で参列されても差し支えありません。
お通夜だけでなく、故人のお参りにご自宅や安置所に伺う際も普段着で問題ありません。
注意するのは告別式への参列です。告別式には礼服を着用して行きましょう。背広で行かれる方も、ネクタイや靴等も黒に統一しましょう。
もう一点、参列される皆さんが疑問に感じるのが、受付についてです。最近の葬儀では家族葬という形式が増えているため受付所を設けない場合もあります。
その際、お香典をご用意された方はどこに出せばよいのか、というのを迷われますが、基本的には喪主様かご遺族の方にお渡しください。受付がないことに疑問に感じる方がいますが、お葬式の場で受付がなくても特に問題はないことです。お悔やみの言葉とともに、ご家族に直接渡してください。
お葬式は地域によっても儀式や形式が変わることがあります。また、自由葬という形式もあり、無宗教で行う方も増えています。
宗教者の方がいないご葬儀に驚いたり心配される方もいますが、それらも含めて葬儀はご家族が決めるものです。ご家族が自身の責任のもと葬儀を行うので、参列される方はお力添えと故人様への労いの心を持ち葬儀に行きましょう。
お葬式で大切なのは故人様への感謝の気持ちです。ここを間違えない様にしましょう。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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