葬儀 故人様が最後に入る家?
- ■2019/10/13 葬儀 故人様が最後に入る家?
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さいたま葬儀社連盟のスタッフです!!
故人様が肉体のまま最後に入る家とも呼ぶ『棺』についてお話しさせて頂きます。
棺とは?
中身が入っていない空の箱の事を言います。
遺体が納められたものを柩(ヒツギ)と言う説もありますが、一般的にはどちらに対しても棺(ヒツギ)と一言で言うのが定着しています。
棺を自宅などから火葬場へ運ぶ事を『出棺』と言い、棺を運ぶ車を『霊柩車』と言います。
棺には色々な種類があり、大きさや形も様々です。
材質は主に木棺、石棺、陶棺と種類があり木棺はマキ、ヒノキ、モミなどの天然の木を用いた材質であり高級品の棺に使われる事があるようです。
形状はそれぞれ箱型になっており、箱型、カマボコ型、山型、船型などがあり、一般には箱型を使われる事が多いようです。
細かく説明すると、箱型の木棺にも色々な種類があり、そのままベニヤ板の用な物で作られている物や、全面的に彫刻が施されている物、シンプルな物や装飾が施されている物など様々です。
聞いた話ですが...
北野武さんのお母様が入られたお棺は銀富士と言い、装飾が施されている他、形状はカマボコ型で高級なお棺になっております。
こちらの銀富士は弊社で取り扱っておりますので詳しくは問い合わせお願い致します。
棺に故人様を入れる前には、納棺式を行います。
納棺の形態は今では寝かせたままの状態で棺に入れますが、江戸時代までは座った姿勢で遺体を納める『座棺』が普通だったそうです。
鎌倉時代では、樽の形の座棺があったといい、樽形の座棺から棺桶と言う言葉が出来たと言うくらいです。
座棺は男二人が棒で担いで運びやすい形状だったことや、土葬に適していたことから使われていました。
土葬は明治時代まで日本の多くで行われていたようで、葬儀が商業化され、火葬場の用な設備が整い始めたのは昭和になってからの事です。
座棺は遺体の手足を折り曲げた体育座りの用な形で納棺され、座禅に見立て成仏出来るとした説もあります。
棺を乗せる車
霊柩車とは遺体を運ぶ為に使用する車の事を言います。
霊柩車には様々な種類があり、神々しい宮形霊柩車、国産の高級車を改造した霊柩車や外車を改造した霊柩車、など形も様々です。
霊柩車が通った後は親指を隠すなどの言い伝えがありました。
霊柩車は式場から火葬場まで故人様を運ぶ車で、式場のルールによっては宮形霊柩車が使用禁止などの決まりが存在するようです。
昔は宮形霊柩車が一般的だったようですが、今は公営斎場が禁止しているので乗り入れる事が出来ません。
故人様を運ぶ車には寝台車と言う車もあります。
こちらは病院~自宅、病院~霊安室など、運ぶ場所によって言い方を使いわけているようです。
寝台車は一般的には国産のワンボックス車が使われている事が多い為、霊柩車と寝台車の見分けがつくと思います。
弊社は寝台業務から葬儀の打ち合わせまで一括して行っているので、安心しておまかせ頂けます。お問い合わせ御待ちしております。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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