ご葬儀の移り変わり1
- ■2020/01/30 ご葬儀の移り変わり1
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ご葬儀の移り変わり 1
皆様はじめまして。先日から新しくさいたまそうぎ社連盟のスタッフとして、ご葬儀のお手伝いをさせていただいております。何卒宜しくお願い致します。
私自身今まで数多くのご葬儀に携わらせていただきました。日々お手伝いさせていただく中で、年々ご葬儀が変化していっているのを肌で感じてまいりました。ここでは実際にどういう変化があったのかを書かせていただきます。
※ご葬儀の小規模化
最も大きな変化はご葬儀の小規模化が進んだことです。世間一般に「家族葬」という言葉が浸透し、実際にご遺族・ご親族を中心にご葬儀を執り行う家族葬を希望されるご遺族が増えたと感じています。
また「一般葬」で執り行うご葬儀も変化してきています。実際には、ご近所付き合いの変化により、ご葬儀の際の受付等をご近所さんに依頼する事が減り、参列もご遠慮いただく葬儀が増えました。
また、忙しい中義理で来ていただくのは忍びないとの理由から、会社関係の方にも参列をご遠慮いただくという選択をされるご遺族もいらっしゃいます。このように「一般葬」で行った場合でも結果的に参列される人数が減っている傾向にあります。
ただし「家族葬」であっても親しい一般の方に来ていただくことが可能です。また「一般葬」であってもご遺族・ご親族を中心に行うことも出来ます。実際に葬儀を執り行う際には、どういった関係の方にどのようにご参列いただきたいかをお考えいただき、ご遺族にとって最適なご葬儀の形を提案させていただければと考えております。
※葬儀を行う場所の変化
ご葬儀を行う場所と言えば、以前は自宅や寺院が中心で、集会所や自治会館等で行うこともありました。天候に左右されることも多く、真夏や真冬のご葬儀はとにかく大変だったと記憶しています。
最近では地方自治体が運営する公営斎場の整備もすすみ、民間業者が運営する葬儀式場も増えました。ご葬儀を行う際にテントを建てたり幕を張ったりと準備が大変な自宅や寺院での葬儀から、必要な備品が揃っている公営斎場や民間式場での葬儀に移行して来ました。
葬儀を行える式場が増えたことにより、選択肢は増えましたが式場ごとの違いや特色も多種多様になりました。式場の席数や、祭壇の有無、制約や制限等、一見するとわからないことも多くなっています。実際にご不幸があった際のご葬儀のご相談では、式場ごとの違いや特徴、必要な物等をひとつひとつ説明させていただきます。
ここまで2つの大きな変化について書かせていただきました。次回は上記以外の変化してきた事柄について書かせていただければと思います。
拙文をお読みいただき、誠にありがとうございました。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
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