お墓のこと知ってますか? お寺のお墓と霊園の違いとは
- ■2020/02/25 お墓のこと知ってますか? お寺のお墓と霊園の違いとは
-
お墓の知識
~お寺と霊園の違い~
ご葬儀が終わり仏教では四十九日を迎えると、お墓に納骨となります。
納骨を考える際、すでにお墓を持っている方は特に問題ありませんが、葬儀後にお墓を購入される方はどうすればよいか、わからない方も多いと思います。
ここではお墓について説明します。
まず、お寺のお墓について説明します。
お寺の中のお墓は、境内墓地と呼ばれ、原則お寺の檀家の方のお墓となります。
ご葬儀を依頼される方でお墓は持っているが、お寺との付き合いがあるかはわからない。という方もいますが、
境内墓地がある方は皆さんお寺の檀家さんとなります。
葬儀、法事を執り行う際には、境内を管理しているお寺のご住職を呼ばなければいけません。
また、お寺のお墓を建てるにあたりお寺の宗教・宗派に合わせていかなければいけません。
様々な決まり事が多いですが、お墓の管理はお寺さんのほうで行ってくれます。
次に、公営墓地の霊園について説明します。
こちらは宗教・宗派は問わず、無宗教の方でも入ることができます。
お墓の管理については霊園がしてくれますが、年間管理料のお支払いが必要です。
しかし、お墓を建てるにあたり建てられるお墓の数は決まっているところが多いため、すでに数が超えている場合は入れないこともあります。
公営墓地の新規の抽選が入ることもありますが、抽選にもれてしまうことがあります。
お墓を建てるというのは大変大きなことですし、費用も決して安価でできるものではありません。一人の一存で決められることではありません。
以前、このようなことがありました。
ご葬儀を行う際に、故人様がお寺の墓地に土地のみを購入されており、お墓はまだ建てていない状態であるということでした。
お寺さんとはまだお付き合いがなく、ご葬儀の際にお願いするべきか、というご相談がありました。
ご家族としてはもともと無宗教であったため、宗教問わず入れる霊園を探してそちらにお骨を納めたいというご希望でした。
このケースでは、故人様が生前、ご家族にきちんとお話をされておらず、お亡くなりになってからお寺の墓地に土地を購入されていたことがわかったようです。
こちらのご家族はあらためてお墓を探すことにして、ご葬儀の際は私共のご紹介のお寺さんにお願いされました。
お寺の土地は返却されたそうですが、土地代としてお支払いしたお金は全額返却されなかったそうです。
お墓は費用だけではなく、宗教観によっても考えなければなりません。ご家族全員で相談をして決めましょう。
また、現在では永代供養という形をとられる方もいらっしゃいます。
これは、自身が亡くなられた後、お墓を管理される方がいないためお寺や霊園の中にある集合墓地に納める形をいいます。
永代供養は供養料として決まった金額をお支払いすれば、宗教を問わずどなたでも納めることができます。
ただし、一つご注意すべき点として、決まった年数はお骨壺のまま納めますが、期間をすぎた段階でお骨壺からお骨をだし、土に還すことになりますので、後でお骨を返納してもらうことは原則できません。
お墓の形もご葬儀の形も年々変化しています。葬儀に関わることはさいたま葬儀社連盟にいつでもご相談ください。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
新着一覧
- ■2021/12/12 生活保護の方のために 葬祭扶助のお葬式
- ■2021/12/10 長かった自粛期間、もう戻りたくありません
- ■2021/12/08 葬儀社スタッフの恋愛観。
- ■2021/12/06 公営斎場とは? 葬儀の相談は葬儀社まで
- ■2021/12/04 葬儀社として働くという事。