「自宅葬」についてのお話 自宅葬のメリット・デメリット
- ■2020/03/02 「自宅葬」についてのお話 自宅葬のメリット・デメリット
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「自宅葬」についてのお話
自宅葬とは、一般的に故人のご自宅でお葬式を執り行うことを言います。
葬斎場での様々な制限がある中で執り行われるお葬式とは違って、希望に合わせて様々なことが自由に出来て、個人やその家族らしいお葬式を執り行うことが出来るのも特徴の1つになります。
しかしながら、自宅葬を執り行う家族が減ってきており、その原因の1つには、核家族の増加やご近所同士のお付き合いが減少しているなども関係してきているのでしょう。
以前は、2世帯・3世帯で同じ屋根の下で生活をするのが当たり前のようにありましたが、現在では、都心部で生活する人が増加することにより、1世帯だけで生活をする家族が増加してきており、自宅葬を執り行うには、それなりのスペースが必要になるため、この様な生活の変化による、住宅事情の変化も自宅葬が減少している原因の1つになっているのではないでしょうか。
この様な時代の流れによる変化もありますが、それでも自宅葬を希望する場合においては、以前の様な自宅葬とは内容もかなり変わってきているようです。
以前は、ご近所の方々や、友人、知人など多くの方々が弔問に訪れましたが、現在では、親しい人だけなど、小人数で執り行われることが増えてきております。
少人数であれば、それほど弔問に来られる方の対応などに時間がとられずに、ゆっくりと時間を過ごしながら、最後のお別れをすることが出来ますし、以前の様に広いスペースが必要では無いのでマンションに住まいの人でもお葬式を執り行うことが可能になる場合もあります。
それでは、自宅葬を執り行うメリットは一体何でしょうか???
何といっても、亡くなった故人が思い入れの有る住み慣れた我が家で最後の時間を過ごし、お別れが出来ることです。
また、長期間入院生活を送っていた為に、故人がずっと「家に戻りたい」「最期は家で迎えたい」などと言っていた場合には、故人の希望を叶えてあげるということにもなりますし、一緒の時間をなかなか過ごすことの出来なかった家族としても、自宅葬であれば、葬祭場のように時間の制限がありませんので、思う存分に一緒の時間を過ごし、ゆっくりとお別れをすることが出来るのも良い点です。
ひと昔前であれば、自宅葬を執り行うことになると、ご近所の方々皆さんが、お手伝いをしに来てくれて
近所の方々も家族と一緒になっておもてなしをするので、葬儀を一緒につくりあげていくという様な雰囲気がありました。
故人の親しみ、思い出のある自宅で、本当に親しい人達だけで、ゆっくりとお別れをし、送り出してあげれば、故人もきっと満足し喜んでくれる葬儀と言えることでしょう。
一方、自宅葬を執り行うデメリットは一体何でしょうか???
第一に、ご近所や隣の部屋などに対して何かと迷惑にならない様に配慮をしなければいけないということです。
一軒家の場合でも、集合住宅の場合でも、葬儀の時には、お焼香やお焼香の煙やにおいも出ますし、様々な騒音、状況によっては、自宅から聞こえてくる御経が、近所迷惑となってしまう場合もあるかもしれません。
また、会葬者が多く見込まれる時には、駐車場の確保や、おもてなしなどの対応もとても大変になります。その為、想定される人数に合わせて様々な準備を事前にしておくことがとても大切になります。
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