返礼品と後返し品の違い
- ■2020/03/06 返礼品と後返し品の違い
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ご葬儀を行う際に必ず用意する物の一つとして、返礼品があります。しかし、そもそも何のために用意するものなのか、後返しとはどう違うのかをここでは説明していきます。
まず、返礼品についてご説明します。
返礼品とは、葬儀当日のお香典返しです。
その場で頂いたお香典に対する御礼として、品物をその場でお渡しするためのものが、返礼品となります。
返礼品として用意する品物は、昔はお茶、梅干し、海苔等の和食の物が一般的でしたが、現在ではコーヒー、紅茶やクッキー等の洋菓子等も取り扱っていますので、参列される方が召し上がりやすいものがいいでしょう。基本的には飲食物を用意されるのが多いのですが、こちらにも意味があります。
葬儀とは世間一般的には、ご不幸事としてとらえられます。参列された方にお渡しする返礼品は召し上がっていただき、後には残さないようにしていただくために、飲食物をご用意してお渡しします。
返礼品は日持ちするものがほとんどなので、後で召し上がっていただいても構いませんが、ご葬儀事で頂いたものはなるべく早く召し上がっていただくのが、頂いた方のマナーです。
また、返礼品のお値段の相場ですが、こちらのものは当日にすぐにお渡しできるように用意するものなので、あまり高価なものを用意する必要はありません。
とは言っても、御香典にお返しするためのものですので、安価すぎるのも失礼となってしまうため、三千円前後のものをご用意するのがよいでしょう。
最近の葬儀では、返礼品とは別に、会葬御礼品と呼ばれるものを用意される方もいます。では、返礼品とは何が違うのか、そちらをご説明します。
返礼品が頂いたお香典にお返しする為のものであるのに対し、会葬御礼品は参列された方全員に配るためのものになります。
例を挙げてご説明します。 葬儀に参列されたご夫婦がお香典をご夫婦連盟でお出しになられた際、返礼品の場合お香典一つに対し一つお渡ししますので、お渡しする返礼品は一つになります。
会葬御礼品の場合は参列していただいた方全員にお渡しするので、二つお渡しします。
返礼品のみご用意される方のほうが一般的には多いですが、参列される人数が大変多い場合は会葬御礼品もご用意されるのも必要な時があります。
また、会葬御礼品のお値段の相場は参列していただいた皆さんにお渡しするためのものですので、千円前後の物で大丈夫です。
次に後返し品についてご説明します。
後返し品とはご葬儀後にご親族の方や、高額なお香典をいただいた方に葬儀の際の御礼のためのお返し物になります。
現在では、四十九日をめどにご報告を兼ねてお返しされる方が多いです。
こちらは全員にではなく、葬儀の際にお力添え頂いた方、近しい親族の方等にご用意します。
返礼品がお渡しする品物が全て同じであったのに対し、後返し品はお一人様それぞれに品物からお値段を選べます。お礼を述べた、お礼状とともに、きちんとお渡しするのが良いでしょう。
さいたま葬儀社連盟では葬儀後のご相談についても承っております。
後返し品のカタログやお位牌、仏壇等も取り扱っております。
ご葬儀についての気になること、お困りの際はいつでもご相談ください。
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