考えられる人はまだ間に合う
- ■2020/04/05 考えられる人はまだ間に合う
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考えられる人はまだ間に合う。
皆さまこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
本日のテーマは"孤独死"についてです。
このBlogを読んで、少しでも心に何か変化があると嬉しいと思います。
葬儀社の仕事を通じて、私もその何かを感じられたので、ここに書かせて頂きます。
孤独死とは、読んで字のごとく、主に一人暮らしの方が突発的な病や、生活の中での事故により、誰にも見つからずに亡くなってしまう事です。
ご同居の方が居て、すぐに病院にいけば治る病気でも、家に1人しか居ないのであれば亡くなってしまいます。
この孤独死が年々増加しているのです。
現代の日本は、孤立しやすい社会になっています。
高度経済成長の中で、核家族化が進み、地縁や血縁が薄れました。
更に年々、未婚率と離婚率が増加し、高齢化社会。
連れ合いが亡くなった場合も含めて、単身世帯が増加しています。
それに加え、今では1人1台が当たり前になったスマートフォンにより、連絡の手段はほぼ携帯電話です。
元々少ない家族なのに、社会に出てしまうと顔を合わせるのはいつ振りなのかと、考える方も多いのではないでしょうか。
現代では、オートロックなどで、プライバシーを守る事が出来るようになりました。便利ですが、いざという時には社会との遮断する物にもなってしまいます。
今住んでいる場所のお隣の方の顔や名前はわかりますか?
携帯電話ではいざという時、使う事が難しいです。
緊急連絡先すらわからない場合も多いと聞きます。
止むを得ず、一人暮らしになってしまった場合。
結局の所、必要なのは支えなのだと思います。
それは周りの人、施設、現代のハイテクな機能様々あります。
その準備を怠らないでください。
一人暮らしになるとわかっていれば、まずは家族の方がサポートしてあげてください。
現代では、身内の引き取りも拒否をする家族が増えているようです。
人は生活の中、様々な支えで生きていますが、唯一無二の存在なのが家族なのではないでしょうか。
高齢化社会や単身世帯を急に変えるのは無謀な事だと思います。
ただ、人を支える。
ましてや血の繋がった家族を支える事は明日から、いや、今からでも出来ます。
孤独死という"守れるかもしれなかった死"を少しでもこの世の中に増やしたくはないと私は思っています。
私も中々出来ていませんが、家族にメールやLINEでなく、電話でもなく、直接会いに行きましょう。
単純ですが、それが1番効果があります。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
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https://saitama-sougi.co.jp/
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