もしもの時に慌てないために3
- ■2020/04/20 もしもの時に慌てないために3
-
お世話になっております。
さいたまそうぎ社連盟の新人スタッフです。
さて今回は
『もしもの時に慌てないために』
(2020/4/9、12 掲載)
の続きです。
今回は、ご遺族におさえておいていただきたいポイントについて
書かせていただきます。
葬儀は参列される人数や規模によって様々な形態があります。
参列者数や規模が大きくなれば比例して掛かる費用も増えていきます。
葬儀の形態は大きく分けると以下のようになります。
一般葬
遺族・親族を中心に、勤務先の関係者・友人・知人などが
参列される葬儀です。
・家族葬・・・
勤務先の関係者・友人・知人など一般の方には参列をご遠慮いただき、
遺族・親族を中心に行う葬儀です。
遺族数人で行う場合や、遺族・親族数十人で行う場合が有ります。
密葬
近親者以外に知らせずに行う葬儀です。
最近ではこちらも「家族葬」と呼ぶことが多くなっています。
火葬式
故人とお別れをし、火葬のみを行う式です。
基本的に宗教儀礼を行うことは少ないですが、
火葬炉の前で僧侶が読経をする場合もあります。
上記以外に、企業が主体になって行う社葬や合同葬、お別れ会などがあります。
※家族葬での注意点
以前書かせていただいたように、
昨今、家族葬を希望される方が増えたように感じております。
大きな理由としては、
・費用が抑えられる
・参列者の対応に追われずゆっくりお別れが出来る
といったところでしょうか。
この場合、注意していただきたい点としまして、
『基本的に必要な金額は変わらない』
『思ったより人が来た』
ということがあります。
家族葬で行うと、返礼品や料理の金額などは抑えられますが、
祭壇・棺・骨壷・霊柩車など基本的に必要な物は
一般葬と大きく変わりません。
また参列者からいただくお香典の金額も変わる為、
実質負担分が増えるとも言われています。
また、誰にも知らせずに家族葬で行ったら
予想外に参列された方が多かった、という話も聞きます。
家族葬を希望される場合、実際に掛かる費用を把握し、
周囲の理解を得ることも必要だと考えております。
私どもが葬儀の相談をさせていただく際には、
故人様の遺志やご家族の考え等を考慮して
どのように執り行うか、話を進めていきますが
突然のご不幸でなかなかご家族の考えがまとまらず、
スムーズに話が進まないケースも見受けられます。
ご存命中に具体的に葬儀の話をするのは
ためらわれる方もいらっしゃるかと思いますが、
葬儀の形態をどうするか、少しでも考えておいていただければ
戸惑われることも減らせると考えております。
ここまで拙文をお読みいただき、誠にありがとうございました。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
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