もしもの時に慌てないために4
- ■2020/04/21 もしもの時に慌てないために4
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もしもの時に慌てないために4
お世話になっております。さいたまそうぎ社連盟の新人スタッフです。
さて今回も『もしもの時に慌てないために』の続きで、ご遺族におさえておいていただきたいポイントについて書かせていただきます。
①ご葬儀を行う場所を考える
ご葬儀を行う場所と言えば、一昔前はご自宅や寺院の本堂で行うことが多く、地域や団地の集会所等で行うこともありました。現在の埼玉県内では公営斎場の整備も進み、民間の葬儀場も増えたことで、式場を借りてご葬儀を行う方が多くなっています。
実際にご葬儀を行う場所として考えられるのは下記の通りです。
・公営斎場・・・市区町村などの地方自治体が運営する斎場です。火葬場のみの施設や、火葬場と式場が併設されている施設が有ります。埼玉県内の公営斎場は祭壇がすでに用意されているところが多く、その分ご葬儀の費用を抑えることが出来ます。
・民間式場・・・葬儀社が運営する式場や貸しホールなどがあります。公営斎場との大きな違いは祭壇の有無です。民間の式場は祭壇の用意が必要になるところがほとんどで、祭壇を含めた葬儀プランの適用が必要です。
・自宅・・・式場料金は掛かりませんが、お部屋の中を幕で装飾したり、受付用にテントを用意したりと、ご葬儀を行う為の用意に費用が掛かります。駐車場所の確保も必要です。
・寺院・・・本堂をお借りしてご葬儀を行う場合や、寺院内の式場などでご葬儀を行う場合があります。設備や必要な備品が寺院によって異なる為、必要な経費も異なります。
・その他・・・団地内の集会所、地域の自治会館、キリスト教の教会、霊園併設の式場などでご葬儀を行う場合があります。神道(しんとう)の考え方により、神式のご葬儀を神社で行うことはありません。
②火葬場について
ご葬儀の後に火葬場へと移動し火葬を行いますが、埼玉県内では公営の所が多く、故人の住所や火葬の申請をする方(ご遺族)の住所により、優先して使える火葬場や火葬料金などが異なります。
ご注意いただきたい点として、老人ホーム等に入所され、住所も施設に移動されている方がお亡くなりになり、施設に移す前の住所地の火葬場が利用できなかったというケースがありました。
実際にご不幸がある前に、ご葬儀をどこで行うかお考えいただいた上で、住所地の火葬場はどこになるのかをご確認いただきたいと考えております。
ここまで拙文をお読みいただき、誠にありがとうございました。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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