変わりゆく時代、伝えていくべき事
- ■2020/04/26 変わりゆく時代、伝えていくべき事
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皆さんこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
新型コロナウイルスで世界は大変な騒ぎになっています。
私たちが住む関東地方も自粛の要請が出ていて、生活に最低のお店しか営業していない状態です。
私達、葬儀社もなるべく自宅で自粛するように努めていますが、亡くなった方のお手伝いは変わらずに行なっています。
結婚式などは自粛できても、お葬式を先延ばしにする事はむずかしい問題です。
新型コロナウイルスを受け、埼玉県の公営斎場でも会葬者の人数をできるだけ少人数にするように呼びかけています。
式を執り行うご家族も遠くの親戚に来てもらうのは怖いとおっしゃる方達が大半です。
少人数での式が加速しています。
そうなると、家族だけだから式は挙げずに火葬のみ(直葬)にされる方もいます。
これ以上、感染を広げるわけにはいかないのでいい判断ではあります。
ただ、葬儀社の目線で少し話をさせてください。
まず葬儀という言葉の中には4つの意味が込められていると考えます。
1 ご遺体の処理
2 宗教的儀式
3 社会との繋がりの処理
4 心の処理
こちらの4つです。
まず1つ目、ご遺体の処理。
先程もお話しましたが、火葬を先延ばしにする事は現実的ではありません。
日本ではご遺体は火葬をしなくてはなりません。
この1つは誰もがする事なのでこちらは問題ありません。
次に2つ目、宗教的儀式。
こちらは各宗教によりますが、大まかにこの世から次の世界へと送り出してあげるというイメージです。
無宗教だとしても、天国に行きますようにと願うと思います。
故人様を思い、遺族の方皆さんがしてあげるご奉仕です。
次に3つ目、社会との繋がりの処理。
最近お手伝いをする中で、これを怠っているご家族が多く見受けられます。
家族葬という言葉が出来始めてから、うち内のご家族だけでお別れを希望する方々が多くなっています。
その為か、生前お世話になった方々や、少し遠い親戚様達には伝えず、事後報告になっているご家族様が多くいると思います。
伝えられた側からすれば、ちゃんとお別れをしたかったとやるせない気持ちにもなってしまう事でしょう。
しっかりと伝える事で、ご家族様達だけでなく、式に出向かなくても、周りの方々も故人様とお別れができます。
最後に4つ目、心の処理。
これは故人様へ奉仕する事により、亡くなった事を受け入れる事が出来ます。
残られた遺族でこれから生きていく事。
今1度、ご家族様が団結する事ができます。
この4つは、簡単な直葬をされる方には1の項目しか当てはまりません。
無理に式を挙げ、周りの方を呼ぶ必要はありませんが、この4つを心に留め、故人様を弔う気持ちは忘れてはいけません。
時代が変わり、葬儀も様々変化していきますが、根本的な事は昔から変わってはいないと感じています。
当社では、ご家族様に合ったご葬儀を数多く提案しています。
お電話はいつでも繋がります。
まずは1度お問い合わせよろしくお願い致します。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
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