菩提寺とは 菩提寺の有無で変わることがあります
- ■2020/05/07 菩提寺とは 菩提寺の有無で変わることがあります
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菩提寺とは
さいたま葬儀社連盟は日頃様々な葬儀の相談をいたします。葬儀のお話をする中で仏教の葬儀を希望の方には最初に確認することが、菩提寺の有無です。
菩提寺の有無で葬儀の相談は大きく変化します。こちらでは菩提寺についての説明をしていきます。
まず、葬儀の相談をする際に、私共が菩提寺の有無について聞いた際に菩提寺なのかわからないと答える方がいらっしゃいます。菩提寺なのかどうか、確認する際にもう一つ伺うのが、お墓についてです。皆さんのご先祖様のお墓は現在どちらにあるのかを伺います。お寺の中の境内墓地でしたら、その方はお寺の檀家であり、お寺は菩提寺となります。
理由としては、境内墓地に入ることが檀家とならなければ許さないことだからです。
民間の霊園等の境内墓地以外にお墓をお持ちの方にはもう一つ聞くのが、法事の際にお願いするお寺の有無です。お墓が境内墓地以外のところに作られても外檀家としてお付き合いしている方もいらっしゃいます。
最終的には、相談の時には確認しておいていただき、葬儀の時には直接連絡をして確認します。そこでお付き合いが有るかきちんとわかります。
菩提寺有無について把握したら、実際の万が一の時に檀家である皆さん自身が直接連絡をしなければなりません。
しかし、私達がそちらについてお願いすると何を話せばいいのかわからないとおっしゃる方が多いです。
家族や親族が亡くなられて動揺している時でも、まず檀家である皆さん自身が最初に連絡をするのが、菩提寺に対しての礼儀です。
次はこの部分について説明します。
一番初めに連絡を取るのは喪主になる方がしましょう。連絡を取る時間も、夜間、早朝は避けて連絡をしましょう。
最初の連絡の際は電話で構いませんが、葬儀の前日までに必ずお寺に直接伺い、ご挨拶をするようにしましょう。
そして、最初にお電話をした際、ここでなにを言えばいいのかわからないと言う方が多いのですが、ゆっくりと段階を踏んで説明をしましょう。
葬儀のお願いをする際には、まず皆さんの家族(親族)が亡くなられたことを報告して、葬儀を依頼したいことを伝えます。そして、ご住職のご都合を伺っていきますがこの段階で葬儀社の私共がお電話を変わり、具体的なお話をすることが多いです。
ここから葬儀の日程について、ご住職のご都合、葬儀場所の空き状況、そして皆さんのご都合の良いところで、葬儀の準備に入りますが、注意点として一つあるのが、皆さんの希望の葬儀です。
現代では葬儀も多様化していますので様々な方法で行うことが出来ます。
しかし、菩提寺とお話をしておかないと後で大きなトラブルとなってしまいます。
例えば、お通夜を行わない、一日葬の葬儀も菩提寺のお許しもなく行うことは出来ません。仏教において通夜は大事な儀式ですので、それを省くことをよしとしないお寺もあります。
また、直葬と呼ばれる火葬のみの形も許可が必要です。直葬とは葬儀を執り行わずに荼毘に伏すため、こちらもよしとしないお寺があります。故人様が生前希望していたと相談を受けることが多く、実際に最も費用をかけない方法であり、なるべく執り行っていただく皆さんに迷惑をかけないようにするために、そういったご希望をしていたと思われますが、菩提寺にもお話をしておかなければ、お叱りを受けてしまうでしょう。
例外として、火葬のみでお許しを得るケースで、菩提寺が遠方であった時等があります。こちらでは火葬をして、四十九日法要に正式な儀式を執り行なう方もいらっしゃいます。
こういった問題が起きないように、葬儀の相談の際には、菩提寺とも一度お話をしましょう。
事前に許可をいただいて、一日葬を行う方もいらっしゃいますので、皆さんのご希望に近い形で行うことも可能です。
仏教の葬儀は家族や親族だけでなく、ご住職にもお話をしなければ、執り行なうことができません。一度じっくりとお話をすることを皆さまに推奨します。
さいたま葬儀社連盟は葬儀の相談をいつでも承っております。まずはお電話お待ちしております。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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