お葬式までの手順 最初に決める【安置場所】について
- ■2020/05/11 お葬式までの手順 最初に決める【安置場所】について
-
さいたま葬儀社連盟のスタッフとして葬儀業務に関わる中で葬儀の事前相談は以前よりも増えております。
相談される方々自身が様々な事柄について理解をしておきたいという希望が多くなったのだと思います。
こちらでは、相談の際にどのようなことを決めていくのかを説明していきます。
まずは、葬儀の流れから説明していきます。
ご家族が病院、または施設等で亡くなられて、お医者さんの診断を受けた後に、葬儀社である私たちに連絡をしていただきます。
我々は24時間体制で活動していますので、連絡される時間は夜間、早朝問わずいつでもかまいません。
そして、最初に決めてもらうのが、安置場所についてです。
病院や施設では長時間安置することが出来ないため、なるべく早く搬送しなければなりません。
大きく分けると、ご自宅か葬儀社の霊安施設の二種類あります。
どちらに安置されるかは基本的には皆さんの自由です。
ご自宅に安置する際は安置出来るお部屋と広さを確保してください。
可能であれば、クーラーのあるお部屋か、畳のお部屋などの涼しいお部屋に安置できるのが良いです。
マンションやアパートなどに安置を希望される方はエレベーターがあるかを確認してください。
場合によっては搬入が難しいこともあるので、事前にマンションやアパートの管理会社に確認をしておきましょう。
安置する部屋に敷き布団、枕、掛布団を用意していただきます。
故人様を布団にお寝かせする際、仏教の方は頭が北枕、もしくは西枕になるように安置します。
頭を北枕、もしくは西枕にするのは、お釈迦様が亡くなられた際の向きにならっているのが理由です。
ただし、近年では住宅事情により北枕、西枕に安置するのは難しいご自宅もあるため、無理のない形で安置をすれば大丈夫です。
安置ができましたら、お部屋の温度調整をしていただきます。
夏はクーラーを入れてもらい、冬は暖房を切ってなるべくお部屋全体を涼しい状態にしてください。
ご安置するお部屋以外は、普段と変わらない形で利用していただき、エアコン等の使用も差し支えありません。
また、ご親族や近所の方が面会に来られた際は安置しているお部屋のクーラーを弱めることや、暖房の使用も差し支えありません。(長時間は控えてください。)
ご自宅に神棚がある際は半紙を貼り、封をさせていただきます。
これは神道において死を「穢れ」と考えるため、故人様を自宅に迎える際に穢れが及ばないようにするためです。
半紙は四十九日を迎えるまで封をしていただき、その間はお米やお塩なども新しいものには変えずそのままにしてください。
四十九日をお迎えした後、半紙をとり、お供え物も新しいものに変えてください。
その後は葬儀社が故人様のお体にドライアイスを処置して、お線香セットの用意をしてお参りできるようにいたします。
お参りしていただき、葬儀のお話をしてまいります。
ご安置場所が葬儀社の霊安室でしたら、衛生面などで安心してお任せできると思います。
お体の状態や霊安室の温度調整も含めて全て葬儀社が管理しますので、皆さんのご負担は減ると思います。
注意点として、葬儀社によって霊安室の利用料金がかかってきます。
また、面会時間に決まりがあるところもあります。
事前に霊安室のある施設についての確認をしておくことをオススメします。
もう一つ例外として、葬儀場や火葬場に安置する方法です。
多くの方の認識として病院などの施設から直接安置ができると考えていらっしゃる方が多いですが、それはできません。
理由は二つあります。
一つはご遺体を棺に納めた状態でなければいけないこと。
もう一つは事前に書類手続きを済ませておかなければならないこと。
これらの理由から一度はご自宅、もしくは葬儀社の霊安室に安置をしなければなりません。
また、安置料金も別途発生しますので、それについても、確認しておくのがいいでしょう。
葬儀場や火葬場に安置する際、気を付けていただきたいのが、面会についてです。
一度ご安置すると基本的には、式の当日まで面会はできなくなります。
こちらもよく考えておきましょう。
皆さん自身の生活様式も変わり葬儀も変化しています。
家族や親族を交えてよくお話をしてみるのも良いでしょう。
さいたま葬儀社連盟は葬儀のご相談はいつでも承っております。まずはお電話お待ちしております。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
新着一覧
- ■2021/12/12 生活保護の方のために 葬祭扶助のお葬式
- ■2021/12/10 長かった自粛期間、もう戻りたくありません
- ■2021/12/08 葬儀社スタッフの恋愛観。
- ■2021/12/06 公営斎場とは? 葬儀の相談は葬儀社まで
- ■2021/12/04 葬儀社として働くという事。