お清めの塩とは?意味や使い方、撒く方法について
- ■2020/05/31 お清めの塩とは?意味や使い方、撒く方法について
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皆さんこんにちは、さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
今回はタイトルにある、お清めの塩についてです。
葬儀に行かれた事があれば、誰しもイメージはしやすいと思います。
お清めの塩は一般的に、会葬礼状や香典返しに挟まれている事が多いです。
葬儀社のスタッフも、葬儀であれば用意しているので、不安であれば聞いてみて下さい。
葬儀が終わり、自宅に入る前に、塩を身体に振り撒きます。
ここまでは皆さんも、よく知る事が多いのではないでしょうか。
・お清めの塩の意味
お清めの塩には、"身を清め、邪気を払う"という意味が込められています。
これは、神道の考えに基づいているもので、故人を穢(けが)れたものとしているのではなく、死を招いた邪気を払うことからきていると考えられています。
・お清めの塩の使い方
まず、塩を振る前には手を洗いましょう。
お清めをするのは、敷居をまたぐ前に行って下さい。
自宅に誰かいる場合は、その人にお清めをしてもらって下さい。
・お清めの塩の撒き方
塩を使う量としては、ひとつまみで大丈夫です。量でお清めの度合いが、変わるわけではありません。ひとつまみで十分です。
次に胸、背中、足元の順で塩を撒きます。
これは血の流れと一緒にする事により、血を巡って全身に広がる邪気を、抑えるとされています。
服に付いた塩は、そのままにせずに、しっかりと落としてください。
邪気は塩についていると考えられています。
落とさないで自宅に入ると、連れて行ってしまい、お清めの意味がありません。
最後に落ちた塩を踏んでから自宅に入ります。これにより完全に、邪気を断ち切る事が出来ると考えられています。
以上が、お清めの塩の説明になります。
最初の説明にも少しあげましたが、お清めの塩は本来、神道で考えられている事です。
今の日本では、8割が仏教のお葬式をしています。
宗教により死への捉え方は少し異なります。
仏教では、死は仏様になる事。
宗派によっては、死を穢(けが)れと解釈するのを強く嫌っています。
キリスト教でも、死とは、神のお側に行けるというとても喜ばしいこととして捉えられています。
宗教だけでなく、地域でも習わしは数多くあり、一概にこれが正解という事は言えないですが、この事を少しでも知り、自分の意思で決めてもらいたいと思います。
大切なのは1人、1人の意思です。
皆さんの真似ごとではなく、自分で考えた行動の方が故人様や遺族の方々は報われると思っています。
当社、さいたまそうぎ社連盟では随時、生前相談・無料見積もりを行なっています。
葬儀に関してのご質問等は、実際のスタッフが直接お答え致します。
まずは一度お問い合わせ、よろしくお願い致します。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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