四十九日とは?宗派によるお布施の表書きの書き方
- ■2020/06/18 四十九日とは?宗派によるお布施の表書きの書き方
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始めに、49日とは?
49日は仏教語の一つで人は亡くなると7日前に極楽浄土に行けるかどうかの判決が行われると言われており、7週目で7×7で49日と言われております。
亡くなった日から数えて49日目に最後の審判が言い渡されます。
一般的には49日まで自宅に遺骨を安置しお参りし、49日に納骨します。
納骨にはお墓を管理しているお寺もしくは霊園などに事前に連絡しておき、墓石屋を手配しなければなりません。
この時、菩提寺がある場合はお寺の都合に合わせた日時での法要になりますが、菩提寺が無い場合は葬儀社が紹介するお寺や、霊園が紹介するお寺を手配することも可能です。
法要の時にお寺様にお勤めして頂く場合
葬儀の時と同じようにお布施(お勤め料)が掛かります。
お布施を包む封筒は白い無地の封筒で郵便番号などの赤枠が無いものになります。
赤枠などの印字がある封筒で渡してしまうと僧侶によっては不快な気持ちになる方もいます。
お布施の表書き
書き方は宗派によって異なります。
宗派別の書き方は浄土真宗の場合ですと49日に白木の位牌を処分してもらう日になるので御読経料や御回向料と言った書き方は出来ません。
ですので浄土真宗の場合ですと通常通り、お布施と書きましょう。
神道
神道では五十日祭といい、仏教でいう49日の意味合いになります。
こちらの表書きは御祭祀料と書きましょう。
キリスト教
追悼という形で行われ、本来は亡くなった3日目7日目30日目に行われます。
これらの日取りは厳密に決まっているわけではないので、日本で行う場合49日前後に記念集会を行います。
表書きの書き方は、カトリックだと謝礼
プロテスタントだと記念献金と書きましょう。
無宗教
無宗教の場合もともと仏教の考え方など、どの宗派にも属さないことから49日に法要を行うことはありません。
無宗教で葬儀を終え法要の際は、僧侶に供養してもらいたいと言う方もまれに居ますが、その場合戒名がないので供養のみになります。
お寺の手配は葬儀社や霊園が行いますので表書きには仏教と同じように、お布施と書くと良いでしょう。
49日法要の準備
お通夜告別式とは違い、あらかじめ来られるであろう方々を招待致します。
49日では故人の友人、知人なども呼ぶことがあるため、早めに知らせてあげた方が良いでしょう。
近しい人だけであれば直接電話でお知らせすることも可能です。
なかなか連絡が着かない方は往復ハガキで対応することも出来ます。
法要のお返し
出席する方は御香典を持参します、ですのでお返しを用意する必要があり、引き出物の金額の相場は3千円~5千円になります。
お返しを渡すタイミングは、会食をする場合だと終わった後に渡します。
法要のみの場合だと法要後に渡します。
また欠席された場合でも香典を送ってくる場合があるので同じように郵送でお返しを送りましょう。
本日は49日のお話しをしましたが、その他の供養に関してのお話や葬儀に関してのお話をこれからも更新していきますので宜しくお願い致します。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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