■2020/07/05 葬儀の喪主になったとき　用意するもの③～供花～

葬儀の喪主になったとき 用意するもの③～供花～
 
葬儀の喪主として葬儀当日までに決めなくてはならないこと。
こちらでは、打ち合わせ後に準備をしなければならないことのなかで、皆さんから一番質問をいただくことについてご説明します。
 
葬儀当日までの準備
 
喪主様が準備されるもののなかで、一番注意をしていただきたいのが、供花についてです。ご親族、ご一般の方を問わず、供花を出される方は多くいます。しかし、親族の方と一般の方でお出しになる方法が異なります。
 
ご親族
ご親族の方で供花を出される方は、打ち合わせの際に喪主様にお渡しする供花の用紙にそれぞれ記入していただきます。供花は種類と値段が異なるものを複数ご用意していますのでそちらから選んでください。
皆さんに決めていただきたいのは、出される供花の種類、供花の値段、供花の順番についてです。お花の種類については大きく分けて和花と洋花があります。出されるお花の種類と値段について、全て統一されるか、とくに決まりなく皆さんにお出しいただくかは喪主様に決めていただきます。私ども葬儀社のところにお問い合わせがあった際にすぐにお答えができるようにしたいので、なるべく早く統一されるかどうかを決めていただきます。
統一されるかどうかも含めてお花については基本的には皆さんの自由ですが、宗教や葬儀場所の関係で、あらかじめ決まったお花の種類でなければならないところもあるので、事前にご確認をしましょう。
 
一般の方
一般の方がお花のご注文をされる際は原則、葬儀社にご連絡をしてください。訃報紙などの葬儀について記した書類をもとにお電話をされるかと思いますが、葬儀場所へお電話をする方が多く見られます。葬儀場所にお電話をしても葬儀について把握はされていませんので、葬儀を依頼されている葬儀社にお電話をするようにしてください。
供花のご注文をいただいた際、お花の種類、値段、（統一されている場合はそちらのお花をご案内します。）お札名を伺います。
 
そして供花について、一番皆さんに注意をしていただきたいのが、お札の名前です。
 
私共は記入していただいたお名前通りにお札を作成します。お名前の漢字によって微妙な違いがある方もいるかと思います。名前のわずかな違いであっても、自身の名前が間違っていれば出された方は不愉快に感じるかと思います。間違いがないように、記入されるときには気を付けてお書きください。
 
また、お花を連名で出される方にも一つ注意点があります。複数名様で供花を出される際、連名の方全員のお名前を記すか、○○一同などお名前をまとめるやり方の２パターンあります。とくにどちらでなければならないという決まりはありません。
注意する点は、どちらの方法でもお札自体の大きさは変わりません。○○一同という形ですと、飾った際字は大きく見えると思います。逆に、連名の方全員のお名前を記す場合は、一人一人の名前が小さくなるかと思います。連盟の際全員の名前を記す際は、３名様以内にしてそれ以上の場合は○○一同としてまとめるやり方をとられるのが良いかと思います。
 
お花は親族、一般の方を問わず、葬儀に来られる方皆さんが関係することです。
喪主様はお通夜前日までには、とりまとめた供花のリストをご準備ください。
一般の方も同じくお通夜前日までにはご注文をしていただくようにお願いします。
 
たった一度の葬儀に悔いが残ることのないよう私たちさいたま葬儀社連盟は最後までお力添えをいたします。
わからないことや気になることはその都度お問い合わせください。どのような質問にもお答えいたします。


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