死を選んでしまう悲しさ ~SNSの恐ろしさ~
- ■2020/07/24 死を選んでしまう悲しさ ~SNSの恐ろしさ~
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皆さんこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
日本にまた悲しい事が起こってしまいました。
女子プロレスラーをしていて、動画配信サイトのテレビ番組に出演もしていた女性が亡くなってしまいました。
22歳という若さでした。
亡くなった原因は、発表されていませんが、身体が悪くなり、病気などで亡くなったのではなく、自らに命を絶ってしまった。とニュースになっています。
その女性は、番組に出演していたので、知名度が上がり、自身のSNSでは、沢山のコメントが寄せられていました。
その番組は、恋愛ドキュメンタリー番組で、各出演者が、私生活もさらけ出しています。
プロレスラーには見えないルックスや、隠さない真っ直ぐな性格に、視聴者からも応援のコメントが多かったそうです。
しかし、番組内でその女性が、悪く見えてしまうシーンがあり、それをきっかけで視聴者からの誹謗中傷するコメント、いわゆるアンチコメントが多くなってしまいました。
その女性は、そのアンチコメントに対して、ごめんなさいと謝罪していたり。
いなくなれば愛してくれますか。
などと反応していました。
亡くなった事がわかった前日のSNSでは、意味深な投稿をしていて、投稿を見た人にからは心配する声が上がっていました。
予想にはなりますが、度重なる誹謗中傷、罵詈雑言などのアンチコメントに耐えきれず、命を絶ってしまったのではないかと思います。
今の世の中は、大変便利なものになってきています。
SNSもその1つで、どんな人でも自分の物が無料で作れ、世界中の人に発信が出来ます。
そうです、世界中でどんな人でも作れ、使えるという事。
今回の女性のように、有名な人も数多くやっています。
ですが、全体をみると一般の利用者が圧倒的に多いと思います。
顔も名前も隠している人も多くいます。
ネットやSNS上でのアンチコメントをしている利用者がとてもたちが悪いと思っています。
相手が誰なのかもわからず、言葉の暴力をふるわれて、目には見えない状態で傷付いていってしまいます。
人は人の数の分だけ、感じ方もそれぞれ違います。
アンチコメントをする人達は、自分の一方的な感情で心無い言葉を並べてしまいます。
コメントを残す前に、少しでも、受け取る側の気持ちを考えてあげる事が今後の課題だと思います。
22歳と若すぎる死。
私も若くして亡くなってしまったご家族のお手伝いを多くしてきました。
ご家族の計り知れない悲しみも、痛いほどわかります。
1つのアンチコメントが、1人を傷付けてしまっている事をしっかり考えてほしいです。
人は必ず亡くなりますが、自ら亡くなってしまう事がない世の中になる事を、祈っています。
女性のご冥福を心からお祈りいたします。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
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