故人のご移動のギモン?習わし
- ■2020/09/25 故人のご移動のギモン?習わし
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故人のご移動 寝台車と霊柩車の習わし
亡くなられた方をご移動する際に使用される寝台車ですが、
施設へのお迎えや自宅からの搬送のときに、地域によって様々な風習があります。
故人様の搬送の際、皆さんから多くいただく質問をご紹介します。
施設へのお迎えのときに寝台車に同乗するべきなのか
お迎えに伺い、安置場所までご移動の際に寝台車に同乗していただくことが出来ます。
しかし、中には“必ず同乗をしなければならない”とお考えになる方もいるようです。
私たちのお答えとしてはどちらでもかまいません。
施設まで車で来ている方は車の移動が必要ですから、ご自分の車を運転していただき、
ご移動していただきます。
また、同乗を希望される際、喪主以外の方が同乗しても問題ありません。
ご葬儀となると一つ一つのことが気になってしまうかと思いますが、
寝台車には必ずしも同乗する必要はありませんし、
同乗する際、喪主以外の方が同乗して問題ありません。
自宅や葬儀場出発の際のクラクションについて
葬儀式場からの出棺の時に、霊柩車がクラクションを大きく鳴らして出発するという光景を
皆さんも一度は見たことがあるかと思います。
このクラクションは、必ず鳴らさなければならないのかという疑問を持つ方もいると思います。
お葬式は静かに行われ、なるべく騒音がないように努めます。
しかし、出棺のときに非常に大きな音であるクラクションを鳴らすことに
どんな意味があるのでしょうか。
これには地域性や風習によって諸説ありますが、
共通しているのは、参列している方々への感謝の意味やお別れの合図を出すものであるというのが
クラクションの理由となります。
もともとは、参列者の方が大変多い場合、出棺の様子が見えないことがあり、
霊柩車が発進する際に鳴らすことで、出棺の合図となり、
参列者の方に合掌のタイミングを知らせ、同様に警備や交通スタッフに知らせる意味があるとも言われています。
以上の理由で霊柩車が出棺の際には、クラクションを鳴らされてきましたが、
現代ではあまり好まれなくなりつつある風習でもあります。
霊柩車の出棺の時だけでなく、自宅から葬儀場への搬送の際にも
クラクションは鳴らすようにされていました。
しかし、昨今の騒音問題を鑑みて、クラクションを鳴らさないようにされている方も増えています。
習わしとして、クラクションを鳴らしてから出発をしていましたが、
近所へのご迷惑を考えている方は、クラクションを鳴らさなくても問題ありません。
自宅からの出発の際や、葬儀場からの出棺の際にスタッフがクラクションについては
ご確認しますので、希望される方はクラクションを鳴らさずに出発するようにいたします。
皆さん自身見たことがあっても、そこにどんな意味があるのか、
わからないままにしている方も多いと思います。
葬儀の気になる疑問は、さいたまそうぎ社連盟までお問い合わせください。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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