お葬式の風習や地域性について~北海道編~
- ■2020/09/27 お葬式の風習や地域性について~北海道編~
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こんにちはさいたまそうぎ社連盟愛翔葬祭の葬儀担当スタッフです。
お葬式と一言で言っても地域や風習によっては色々な考え方から作法まですべてが変わってきます!
本日は私の生まれ育った、海の幸で人気を誇る北海道の葬式の形式についてお話ししたいと思います。
北海道で葬儀を行う場合亡くなった日、もしくは次の日に仮通夜を行い、仮通夜の翌日がお通夜になります。
2日間に渡り葬儀を行う訳ですから仮通夜と本通夜とも呼ばれています。
すぐにお葬式が行われるのが北海道の特徴です。
また、地域新聞で亡くなった方の名前がすぐに掲載され訃報を知らせてくれます。
ですので、死亡診断書を役所に提出したからといって、銀行口座は凍結されないというのは北海道では例外になりますので注意が必要です!!
仮通夜の形式?
お通夜という名が入ってはいますが、一般的な通常のお通夜とは全然違う形式で行われます。
一般の会葬者はおらず親族のみで行います。
友人や会社の人といった方々は本通夜に会葬します。
仮通夜の時の服装は礼服を着る必要はなく、他人を呼ぶわけではないので普段着で一晩を明かすのが一般的と言われております。
通夜振舞いやお寺様のお経は無く、あくまでも故人様と親族で大切な時間を過ごす事を目的としております。
仮通夜時のマナーは落ち着いた服装で出席する事です。
身内のみで行うと言ってもある程度のモラルが必要になるので、光る装飾品や派手な柄のある服は避けた方が良いでしょう。
どうしても本通夜や葬儀に参列出来ない場合仮通夜の参加になりますから落ち着いた色の服装で男性なら暗い色のジャケット、女性なら落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。
ここで注意点があり、いくら落ち着いた色と言ってもレザーや喪服はNGになります。
レザーは殺生を想像され喪服はまるで不幸事を待っていたかの様な印象を与えてしまうと言われております。
身内以外の一般の方が仮通夜に参列する場合は手短にしたほうが良いでしょう。
仮通夜とは親族が故人と一対一で向き合う時間であり、いくら身内だったとしても参列する場合なるべく短時間で済ませるのが一般的です。
親族は故人が亡くなったばかりで気持ちの整理が出来ていない中会葬者の対応やお通夜、葬儀の準備に追われて慌ただしくバタバタ動いている事を考えながら参加しましょう。
通常通りお通夜や葬儀に参加出来る場合仮の通夜は遠慮する方が良いでしょう。
本来仮の通夜とは親族だけで行う事が一般的ですが
お通夜の前に火葬し遺骨での骨葬を行う函館の様な地域では親族以外の方々も仮の通夜に参加する事があります。
故人と対面できる最終最後の場で有る為です、一般の方が参列出来る仮通夜は、通常のお通夜と同じ扱いになることを覚えておきましょう。
弊社さいたまそうぎ社連盟愛翔葬祭はさいたま市岩槻区に位置するため、仮のお通夜は行わない事が一般的です。
北海道の地域性、如何でしたか?
その他にも沢山地域性があるので参列する場合は、確認してから行く事をオススメ致します。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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