火葬式を選択する前に!!よく知り、話し合いましょう。
- ■2020/10/08 火葬式を選択する前に!!よく知り、話し合いましょう。
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近年増えつつある葬儀の形が火葬式と呼ばれるものです。
直葬と呼ぶところもありますが、同様の形式のものになります。
火葬式は葬儀の形式としては簡易的に済ませることができ、費用も比較的に安価で済ませられます。
しかし、簡易的であるからこそ、皆さんは、よく知っておく必要があります。
インターネットの情報や、又聞きだけで決めて、想像していたものと違っていたとならない様に火葬式についてよく知っていただければと思います。
火葬式とはそもそも何でしょうか。
家族葬、一日葬とも異なり、お通夜も告別式もやらないお葬式です。
そのため、簡易化して執り行うことが出来ます。
火葬式の流れは、火葬当日、霊柩車が火葬場に到着後、告別室と呼ばれるお部屋で、最後のお別れをしていただいたら、火葬炉に納めて、火葬が終了後、収骨をして散会となります。
費用についても、おおまかではありますが、金額にして、二十万円から三十万円程度で収まると思います。
しかし、火葬式を行うにあたり注意すべき点がいくつかあります。
これらを怠ると、後にトラブルになることもありますので、お気をつけください。
トラブルになりやすいのが、まず宗教者のことです。
特に仏教の場合は注意が必要です。
故人様の意向やご遺族の希望で火葬式を行う際に、宗教者の方の意向を確認していない方が大変多いです。
火葬式を行う際には、お付き合いのある宗教者の方がいる場合、事前に承諾を得ておきましょう。
火葬式ではなく、一般的なお通夜、告別式を行うように、言われる方もいますので、葬儀の相談よりも先に、宗教者の方とお話をしておきましょう。
こちらを怠ると、仏教の方ですと、お墓に納骨がお許ししてくれないことや、離壇を求められるなどのトラブルになります。
また、火葬式のお許しをいただいても、火葬当日に炉前でお経をあげる方や戒名を授ける方、さらに四十九日法要の際に戒名を授けたりする方など後日様々なことが必要になる場合もありますので、それらもよく相談をしておきましょう。
もう一つトラブルになりがちなのが、親族の方です。
地方にお住いの方のなかには、お葬式とは、お通夜と告別式を行うことが当たり前と考えている方がいらっしゃるので、当日お別れにいらっしゃった方が火葬のみと聞いて驚かれる方も多いです。
後日、親族の方に苦言やお叱りを受けた方もいるようです。
このようなトラブルを避けるためにも、機会があれば、家族や親族で葬儀についてお話をしておきましょう。
人が亡くなってもいない時にお葬式のお話をすると不謹慎という方もいますが、皆さんの意向のもとに希望する葬儀があれば、きちんとお話をする必要があります。
理解をしていただいたうえで、誰もが悔いなくお別れが出来るようにしましょう。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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