1番身近だからこそ、考えてほしい。~孤独死について~
- ■2021/01/21 1番身近だからこそ、考えてほしい。~孤独死について~
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皆さんこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
皆さんはもうご存知かと思いますが、新型コロナウイルスの影響で、
2回目となる緊急事態宣言が発令されました。
不要不急の外出は、自粛を強いられています。
年末年始もそうでしたが、今の世の中では違う地域に行く事が非常に困難です。
新型コロナウイルスは、基礎疾患を持っている方、高齢な方などに感染してしまうと
死亡してしまうリスクが大きくなります。
まだ年齢が若い無症状の感染者が、このような方々に感染させない為、
帰省などもできない日々が続いています。
おじいちゃん・おばあちゃんに会えない日々は悲しい事ですよね。
当然ながら、おじいちゃん・おばあちゃんも子供や孫に会えなくなってしまい悲しいと思います。
葬儀の仕事に携わっていて思う事があります。
私はまだ、何十年と葬儀の仕事をしているわけではありません。
そんな私も、年々感じている事があります。
それは孤独死です。
核家族化が進み、生活環境も昔とは大きく変わってきている現代の日本。
地方から都心部へ上京していたりし、親や祖父母と中々会わない人は多いのではないでしょうか?
正直な所、私も中々会えていませんし、連絡もしていません。
連れ合いの方を亡くしてしまい、1人で生活をしている高齢の方が非常に多くなってきていると思います。
そんな方々がもし、当然倒れてしまっても誰も気がつきません。
仕事などをしていたり、ご近所付き合いなどをしている方であれば、
会社の方、近所の方が異変に気づいてくれたりする事はありますが、
今の世の中では、そうもいかない人はたくさんいます。
管理人さんやご家族が気づいた時には、死後数週間、数ヶ月と経ってしまっている事もあります。
私達人間は生き物なので、死んでしまったら肉体は日に日に腐敗をしてしまいます。
孤独死してしまった方は、ほとんどの場合、腐敗してしまっているのが現状です。
本来であれば、周りの親戚や友人の方々で送りたい葬儀が出来なくなってしまう場合もあります。
実際に担当を実際にしたご家族は、
”早く気づいてあげたかった”
”1人にしなければよかった”
と、悲しまれている方がほとんどです。
亡くす事の悲しみに加え、孤独死をさせてしまった悲しみまで背負う事になります。
連絡だけでもいいので、ご家族の中でのコミュニケーションは非常に大切だと痛感しました。
私も後回しにしてしまう事も多いですが、身近な人だからこそ、
日々大切にしなくてはいけないと思います。
どんな話でもいいです。
ご家族に連絡をしてもらいたいです。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
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