そうぎ社の事務員ブログ⑤ 葬儀を見学して感じた想い
- ■2021/04/08 そうぎ社の事務員ブログ⑤ 葬儀を見学して感じた想い
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こんにちは、さいたまそうぎ社連盟事務員です。
事務員は基本、事務所からでることはありません。
葬儀担当者が打合せを終えて、帰ってきたところから、仕事が始まります。
担当者から聞き取りをしながら、発注書を作成していきます。
その際に、式場や火葬場、葬儀の進行状況を実際に見ていた方が、より理解を深められるということと、
そして、私自身、葬儀の司会のお仕事に興味があったので、
先日、式場、火葬場、実際の葬儀の見学に行かせてもらいました。
今まで、実際に身内が亡くなった際に、葬儀に参列したことはありましたが、
お仕事として、葬儀を見させてもらうと、あの時の葬儀は、こんな風に裏方で、動いてくださっていたのだ。と、新しい発見がたくさんありました。
事務員が発注書を送ったお花が美しく祭壇を飾り、作成した遺影写真が、真ん中に大きな存在感を出し、旅立つ故人様を包み込んでいるように思いました。
そして、私自身興味を持っていた、司会のお仕事ですが、見学させてもらい、感銘をうけました。
葬儀が始まる前、ご遺族様や僧侶との打ち合わせを終えて、ご遺族様に流れの説明をしていました。
その際は、優しい笑顔で悲しみの中にいるご遺族様の
気持ちに寄り添うように、説明をしている姿が見られました。
開式のご案内の声が流れた時、司会者の声色に衝撃のように胸をうたれました。
落ち着いた低音で、優しく、穏やかに、心にすっと入ってきて、聞く人が自然に癒され、式が始まるまで、故人様を想い、気持ちが少し前向きになれるような不思議な感覚がしました。
きっと参列しているご遺族様やご友人の方も、自然に落ち着いた気持ちになれたのではないかな?と思いました。
一つ一つの言葉が丁寧で、司会者として、立てるようになるまで、たくさんの努力が必要なことがわかりました。
僧侶による読経が終わり、お別れの時が来ました。
葬儀社のお仕事は、祭壇に飾られたお花を全て、お棺に納められるように準備をします。
参列して下さっている皆様にお花をお渡しして、最後のお別れをしていただく時間は、
とても悲しい時間ですが、お花に包まれた故人様はきっと喜んでくださっていると想うことができました。
残されたご遺族様のためにも、大切なお別れの時間だということを改めて感じました。
その後、火葬場に向けて出棺になりますが、式場(思い出の里会館)から火葬場(大宮聖苑)に向かう道に咲くお花が綺麗で、癒されました。
故人様も残されたご遺族も、悲しみの中から、少しでも前が向けるように、そんな気持ちの上でも、葬儀のお花には重要な役割があるということを感じ取りました。
だから、弊社の葬儀担当者も、お花の重要性をご葬家様にご案内しているのだとわかりました。
このお仕事に携わることができて、生と死に向かい合い、自分の最期はどのように迎えたいかまで、想像するようになりました。
死は訪れてほしくないですが、人は必ず死にます。
死を前向きに考えることで、今をより、大切に生きていける!!思います。
事務員でありながら、見学をさせてもらい、より、このお仕事に想いがこもりました。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
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