年々増えている孤独死
- ■2021/06/01 年々増えている孤独死
-
皆さまこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフ坂田です。
本日は、孤独死についてのお話です。
これを読んで、少しでも心に何か変化があると嬉しく思います。
孤独死とは、主に一人暮らしの方が突発的な病や、生活の中での事故により、誰にも見つからずに亡くなってしまう事です。
家に1人しか居ないので、すぐに病院にいけば助かる場合の事でも行けずに、亡くなってしまいます。
この孤独死が年々増加しているのです。
現代の日本は、孤立しやすい社会になっています。
高度経済成長の中で、核家族化が進み、地縁や血縁が薄れてしまいました。
更に年々、未婚率と離婚率が増加し、高齢化社会。
連れ合いの方が亡くなった場合も含めて、単身世帯が増加しているのです。
それに加え、今では1人1台が当たり前になったスマートフォンにより、連絡の手段はほぼ携帯電話です。
元々少ない家族なのに、社会に出てしまうと顔を合わせるのはいつ振りなのかと、考える方も多いのではないでしょうか。
現代では、オートロックなどで、プライバシーを守る事が便利になりましたが、いざという時には社会との遮断する物にもなってしまいます。
今住んでいる場所のお隣の方の顔や名前はわかりますか?
マンションやアパート暮らしも増えている為、引っ越しが多くなり、ご近所付き合いも昔に比べればなくなっています。
1人でなにか起きた時、携帯電話ではいざという時、使う事が難しいです。
緊急連絡先すらわからない場合も多いと聞きます。
一人暮らしに1番必要な事は、支えだと考えています。
それは周りの人、施設、現代のハイテクな機能様々あります。
その準備を怠らないでください。
一人暮らしになるとわかっていれば、まずは家族の方がサポートしてあげてください。
現代では、身内の引き取りも拒否をする家族が増えているようです。
人は生活の中、様々な支えで生きていますが、唯一無二の存在なのが家族なのではないでしょうか。
高齢化社会や単身世帯を一瞬で解決するのは無可能な事だと思います。
ただ、人を支える。
ましてや血の繋がった家族を支える事は、今からでも出来ます。
少しでもこの世の中に、孤独死という"守れるかもしれなかった命"を増やしたくはないと私は思っています。
そう伝えている私自身、家族と顔を合わせたのがしばらく前になっています。
仕事で忙しいと言い訳をしていましたが、1つしかない家族を大切にしようと改めて思いました。
新型コロナウイルスの影響もあり、限りは出てきますが、今日は実家に帰ろうかなと思いました。
皆さんも思い立ったらすぐに行動する事がいいと思います。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1
tel 0120-5940-99
fax 048-749-8556
https://saitama-sougi.co.jp/
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
新着一覧
- ■2021/12/12 生活保護の方のために 葬祭扶助のお葬式
- ■2021/12/10 長かった自粛期間、もう戻りたくありません
- ■2021/12/08 葬儀社スタッフの恋愛観。
- ■2021/12/06 公営斎場とは? 葬儀の相談は葬儀社まで
- ■2021/12/04 葬儀社として働くという事。