昔の葬儀 ~自宅葬~
- ■2021/06/04 昔の葬儀 ~自宅葬~
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皆さんこんにちは
さいたまそうぎ社連盟 葬儀担当スタッフです。
最近の葬儀ってかなり簡単になりました。
家族葬になり、小規模での葬儀が当たり前になってきました。
家族葬に関してはいろんな記事があるので、
今回は昔の葬儀のやり方に関して少しお話しようと思います。
まず葬儀を行う場所が、今は市営斎場などがあるので、
そこで葬儀を行う方がほとんどですが、昔は自宅葬が当たり前でした。
自宅葬だとやる事が沢山あるので、ご家族の方にかなり負担がかかります。
沢山の方が自宅に来るので、自宅の片付けから始めます。
片付けをしながら、葬儀の打ち合わせをしなければならないのでとにかく大変です。
さらに自宅葬の頃は供花物も違います。
今は生花を出すのが主流ですが、自宅葬の頃は外に飾る”花輪”がほとんどでした。
花輪を知っている方もかなり減ってきています。
都内や埼玉の方だと花輪を出すことが今はないので、まず見かけないと思います。
後は盛篭ですね。盛篭も昔に比べて出なくなりました。
花輪に比べればまだ出ている方ですが、それでも少ないですね。
今の普通規模の葬儀で出る供花物は、生花が10割でたまに盛篭が出るぐらいです。
本数で言えば、生花が多くて20基、盛篭2基ぐらいです。
昔の葬儀だと、生花が1~2割、盛篭が4割、花輪が5割以上ですかね。
本数だと生花2~4基、盛篭が20基、花輪が20基以上です。
大体盛篭を出す方は花輪も出していたので、かなりの本数ですね。
昔の葬儀を知っている方からすると、葬儀と言えば花輪、盛篭なのです。
昔の葬儀で欠かせないのが、近所の方々です。
葬儀で近所ってどのようなことでしょうか。
昔の葬儀は近所の方々にお手伝いをして頂いて葬儀を行っておりました。
今も近所の方にお手伝いをして頂く事もありますが、
お手伝いしてもらう内容も受付をお願いするぐらいです。
葬儀の日にちを決める時も、近所の方が自宅に集まり、話し合ってから決めます。
火葬の予約やお寺にお伺いするのも、すべて近所の方が行っていました。
御通夜の通夜振る舞いも近所の方が作っていました。
火葬する時間も今は告別式後に火葬をしていますが、
朝に火葬をして、収骨後、自宅に戻って告別式をします。
告別式終了後、お墓に移動して納骨式を行い、自宅に戻って精進落としをします。
昔の葬儀は良く言えば丁寧で、悪く言えば手間が掛かりました。
規模も今は10人~50人ぐらいですが、
昔は100人~200人ぐらいが当たり前でした。
全然違いますよね。
かなり簡略化されてきていますが、決して悪いことではありません。
今は本当に自由にできるので、自分達のやりたい事を悔いの残らないようにやりましょう。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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