仏壇は必要なのか?仏壇の役割や意味について・・・
- ■2021/06/21 仏壇は必要なのか?仏壇の役割や意味について・・・
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仏壇は必要なのか?仏壇の役割や意味について・・・
仏壇とは、本来、ご本尊の礼拝供養を行うためのものです。
以前、インドや中国では、仏像を石や土を段上にしたものを仏壇としていました。
また、仏教の世界で中心とされている須弥山をかたどった「須弥壇」や、扉付きの箱や戸棚のような「厨子」も仏壇と言えます。
しかしながら、現在の日本において「仏壇」と言えば、ご祖先の位牌を供養するために自宅にあるもの・・・という認識が一般的なようであります。
仏壇は、それぞれの家で礼拝供養が出来る為、家の中にある寺院とも言われております。
なので仏壇の内部には、寺院の内陣を模した彫刻などが施されているのです。
ですから、仏壇とはご本尊に対して毎日お参りをするためのもので、 ご先祖の位牌は、あくまでも、そのご本尊の傍に置かせてもらい一緒にお参りさせて頂いているという考え方なのです。
それでは仏壇は、ご先祖様を供養するためのものというのは間違っているのでしょうか?
もちろん間違っているということにはなりません。
仏教においては、亡くなった人は成仏することによって仏様になると考えられており、ご本尊の傍に成仏して仏様になったご先祖の位牌を置き、毎日お参りをするということなのです。
仏壇は大切な心のよりどころでもあります。
近年では家族が亡くなったことにより、自宅で供養をするために仏壇を購入するという方が多く、結婚などを理由に独立する際に自宅に仏壇を用意するということは殆ど無いと思います。
仏壇に向かって手を合わせてお参りをするのは、実家に帰省したときぐらいだという方も多いのではないでしょうか。
以前は、心のよりどころとしてなのか、仏壇というのは、各家庭に置いてあるものでした。
分家するというときには、新居にも仏壇を置くほどなのです。
食事や頂き物などは、まず、仏前にお供えするというのが当たり前でしたし、仏壇にお参りをすることは日常生活の一部でしたし、とても大切なものでした。
ですが現代では、核家族の増加や住宅事情の理由などから、各家庭に必ず仏壇があるということは少なくなっておりますし、宗教的な考えで仏壇や位牌が必要ないのであれば良いのですが、大切な家族を亡くした後であっても仏壇や位牌を用意しないという方もいらっしゃるようです。
近年では、核家族化や高齢化などが増加している状況により、仏壇に対する考え方や需要にも変化があるようです。
そのような需要に対応するために、モダン仏壇やミニ仏壇、手元供養など新しいスタイルの仏壇も登場しております。
そんな仏壇や位牌に関するご質問やお問合せも随時受け付けております。
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