葬儀の仕事の難しさ
- ■2021/07/30 葬儀の仕事の難しさ
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皆さんこんにちは。
葬儀担当スタッフです。
葬儀の仕事は覚える事が多過ぎて、最初はとても大変でした。
何から覚えていいか、それも分からないまま、最初は何でも見て聞いているだけでした。
打ち合わせの仕方だけ覚えるなら簡単なのですが、中身を覚えるとなるととても大変で、
聞いていても訳が分からない状態でした。
宗教
第一の壁が宗教でした。
葬儀をやる上で欠かせないです。
仏教なのか、神道なのか、キリストなのか、宗教によって打ち合わせの内容も変わってきます。
仏教だけでも、たくさん種類があって、同じ宗派でも、お寺によってやり方が変わるし、
用意する物も変わってきます。
これだけで頭パンクしそうでした。
各式場のやり方
次に大変なのが、各式場のやり方です。
式場の使用料金や設備の内容、予約の取り方、設営の仕方や、式~火葬~収骨までの流れ、
式場によって全部違います。
これを覚えるのも本当に大変で、やり方など間違えると、とても怒られるので、本当に大変でした。
宗教、式場、火葬場これらが全部解って、やっとスタートラインです。
葬儀の日時を決める際に、これがわからないと何も決められないので、まず覚える事です。
これを覚えるだけでも1年以上掛かります。
席順・親族関係
次に覚えなければならないのが、人間関係についてです。
こちらもかなり重要で、家族、親戚、近所、友人、会社関係など、
誰を立てるのか把握しなければならないので、中々大変です。
「〇〇さんの親の兄弟の子供で~」なんて言われても最初は本当にわからないです。
この人間関係についてわからないと、生花の順番だったり、当日の席だったり、何も決められません。
何よりここが一番トラブルの原因になる事が本当に多くて、一番気を付けなければなりません。
少しでも間違えると私達ではなく、喪主様が親戚などに怒られてしまいますので、
絶対に間違えてはなりません。
漢字の旧字体
あとは字の間違いなども同様です。
「斉藤」って苗字だけでも種類たくさんあります。
「齋藤」なのか、「斎藤」なのか、「齊藤」なのか、漢字も覚えなければなりませんね。
これだけ覚えてもまだまだ覚える事はたくさんあります。
役所の手続き、埋葬の仕方、位牌の種類、仏具の名前、遺品整理、式の作法などなど、
本当に多くて最初は嫌になります。
でも、覚えて慣れてくるとこれ以上ないぐらい、やり甲斐のあるいい仕事です。
これから就職する方や、転職を考えている方は、是非候補に入れてみて下さい。
とても大変ですけど、本当にいい仕事なのでオススメです。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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