生前整理を行う目的やメリットとは?
- ■2021/08/27 生前整理を行う目的やメリットとは?
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『終活』という言葉・・・最近になってから特に、耳にする機会が増えてきたような気がします。
皆さんも何回か、聞いた事くらいはあるのではないでしょうか?
『終活』というものが一般的なものになると同時に
『生前整理』を行うという人も増加してきました。
自分の遺品が原因で、残された家族などの大切な人が後々トラブルにならないようにと考え
実際に『生前整理』を行っている人、始めようと考えている人が私の周りにも結構います。
ということで、今回は『生前整理』についてのお話をして参りたいと思います。
「生前整理が必要なことというのは、なんとなく理解出来るけど、もう少し年を取ってからでも遅くないだろう」などと思っている人も多いでしょう。
ですが、生前整理を行うには、意外と気力や体力が必要なのです。「あの時に・・・」なんて後悔しない為にも、
『生前整理』について少しでも知っておいてください。
まず、生前整理とは???
文字通り、生前のうちに、あなたの身の回りの物などを整理しておくことです。
部屋の片付けは勿論のこと、遺品となる品物の整理や処分もその1つです。
残された家族が、あなたの部屋の片づけや、あなたとの思い出となる遺品を処分しなければならないということを考えてみてください。
作業を行う体力や時間、気持ちへの負担などを少しでも軽減してあげる為にも、あなたが生前整理を行うということは大切なことなのです。
また、「たとえ家族であっても、見られたくない」というものなどがあれば
生前整理を行って処分などをしておいた方が良いのではないでしょうか。
手紙や日記など、特にプライベートなものに関しては、たとえ家族であっても他人には絶対に見られたくないと思っている方も多いでしょう。
そのようなものを残しておいたら、後悔するというのであれば、生前整理で思い切って処分するというのも1つの手段です。
生前整理を行うメリットとは一体何でしょう?
●遺族の作業などの負担を軽減することが出来る
当たり前の話ですが、遺品が少なければ少ないほど整理する手間も少なくてすみます。
残された家族のことを考えるのであれば、遺品は少ないに越したことはないということでしょう。
あなたと家族が同居しているのであれば、急いで片付けをする必要はありませんが
あなたが賃貸に住んでいるのであれば、その様にはいきません。
早めに遺品の整理や片付けをして部屋を空けなければその分家賃も掛かります。
持ち家であったとしても、長い間放置するというわけにはいきませんし、売却などの処分も出来ないままになってしまいます。
ですので、結局は早めの整理が必要と言えるのではないでしょうか?
●トラブルを回避することが出来る
生前整理をしていないことにより、トラブルになる可能性が考えられることの1つに相続があります。
土地の権利書や有価証券、その他の財産などの所在なども明確にしておくことも必要ですし
実際に、財産をきちんと把握し、どの様にするのかを生前のうちに、話し合い、決めておくことも、相続などによるトラブルを回避する方法かもしれません。
あなたの残した財産が原因で、大切な家族がトラブルに巻き込まれることにならないようにしておきましょう。
●もしもに備えておくことが出来る
生前整理は、遺族の作業負担を軽減やトラブル回避などだけを目的にしているだけではありません。
例えばあなたが、急にケガや病気などで入院をするときなど、事前に様々なことが整理されていれば
あなたも家族も慌てたり、困ったりせずに済むのではないでしょうか?
仮に、あなたが急に入院した場合、家の中が散らかっていたり、不要なものが多いと、家族は必要なものを見つけられずに困ってしまいます。
もしもに備えるという意味でも、身の回りのものを整理しておくことは必要なのかもしれません。
生前整理の為とはいえ、断捨離をすることで部屋も気持ちもスッキリします。
部屋が整理されると、そのきれいな状態を維持したいと思い、本当に必要なもの以外にはお金を掛けなくなるので良いのかもしれません。
皆さんいかがだったでしょうか?参考になりましたでしょうか?
生前整理は、残された家族の為だけに行うのではなく、あなたの今後の人生を少し豊かにしてくれるものなのです。
きっかけが無いと、なかなか始められないかもしれませんが・・・
そんな人のきっかけになれば幸いです。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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