仏教と神道の歴史、ルーツ
- ■2021/09/22 仏教と神道の歴史、ルーツ
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皆さんこんにちは。
さいたまそうぎ社連盟の葬儀担当スタッフです。
葬儀では欠かす事のできない"宗教"。
どの宗教にて葬儀を執り行うかで形式は全く変わっていきます。
日本には無数の宗教が存在しています。
しかし強く宗教を信仰をしていない人も多くいるのではないでしょうか?
私もその1人です。
正直、宗教と聞くと悪い事のように思え、なんだか怖くなります。
しかし、そのような事はないのです。
数多くある、宗教をお伝えするのは難しいので、今回は、現在葬儀の形式で8割以上を占めている"仏教"と日本由来の"神道"について紹介していきます。
仏教はインドで始まりました。
最初に開いた人がガウタマ・シッダールタです。
元々仏教は、悟りを開く事を目的としていたそうです。
悟りを開くという事は、この世の真理を知るという事。
この世の真理を知る事で、生老病死といった苦しみから解放される。
と考えられたそう。
ですので、その悟りを開く為の教えを仏教と呼んでいたそうです。
ガウタマ・シッダールタのように悟りを開いた存在を当時のインド語で目覚めた人という意味を持つ、ブッダ(仏陀)と呼ぶそうです。
そして釈迦とはガウタマ・シッダールタ本人を指しているそうです。
しかし、教えがあっても悟りを開く事はそうそうできる事ではなかった為、悟りを開いているガウタマ・シッダールタ本人をブッダ(仏陀)と実際指していたそうです。
元々が悟りを開く事を目的としている仏教には、キリスト教やイスラム教のような神様のような存在はいません。
しかし、歴史が経つにつれ変化が始まります。
悟りを開く事が非常に難しいとされていた中、ガウタマ・シッダールタはそれに成功している為、その神秘的なパワーにあやかろうとするようになります。
元々の仏教の教えに従い、修行し、悟りを開く事を目的とした宗派を"上座部仏教"。
ブッダ(仏陀)に信仰する事で悟りを開く事を目指す"大乗仏教"。
2つに分かれたとされています。
大乗仏教を作り上げていった人々は、釈迦以外にも悟りを開いた人はいるはずという考えから、阿弥陀如来や大日如来、観音菩薩や不動明王と多くを信仰の対象としていったそうです。
そして、大乗仏教が日本に伝わったとされています。
神道は、日本で発祥した宗教です。
全ての自然には神様が宿るとされているという考えを持ちます。
具体的な教えや開祖は存在していません。
というのは、日本に生きていた人々が自然としていた事から始まった宗教なので、教えや、開祖がいないのです。
元々その人達も、神道を信仰しているという気持ちはなかったのかもしれません。
歴史は過去の話なので、確実に現代人が知る事はできません。
しかし、ここまで昔の事を受け継げるのも人だからかと思います。
皆さんもそれぞれ自分に合う、思想を心に留め、暮らしを豊かにしていってほしいです。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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