もしも、家族が自宅で急変したら?慌てないための葬儀社ブログ
- ■2020/06/28 もしも、家族が自宅で急変したら?慌てないための葬儀社ブログ
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自宅で体調が急変して亡くなってしまう
これは、誰にでも起こり得ることではないでしょうか?
誰にでも起こり得ることですが、あまり考えたくない問題です。
ですが、いざという時に適切な判断や行動をする為には
多少なりとも考えておくべき事なのかもしれません。
今回は、そんな、あまりあって欲しくはない
『も し も』に備えるお話しをしたいと思います。
朝起きたら・・・
帰宅したら・・・
部屋から出て来ない・・・
お風呂から出て来ない・・・
もし、一緒に暮らす家族の異変に気が付いたら
出来るだけ早く対応することが大切です。
私たち自身で、家族の生死を判断するということはとても困難で、
まだ生きているにもかかわらず誤って「亡くなってしまった」と判断をしてしまったら・・・
『救えるはずだった命を救えない』ということも起こり得ます。
なので、生死の判断が付かない時には、すぐに救急車を呼ぶことが必要です。
もちろん、すでに息をしていないかも?声を掛けても全く反応がないなどの状態の場合でも、
すぐに救急車を呼びましょう。
ですが、テレビなどで「救急車をすぐに呼んではいけない」ということも
聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
これはあくまでも
「軽傷な時などの緊急ではない状況なのにもかかわらず、タクシーの代わりに救急車を呼ぶのはいけません。」
という話なのです。
異変に気が付いたらすぐに救急車を呼ぶことが大切です。
いざというときには、意外と慌ててしまい
「どうしよう?」などと知人や友人に連絡をしてしまうなどのない様に
当たり前の事なのですが、再確認しておきましょう。
すでに体が冷たくなっている・・・
体の硬直が始まっている・・・
明らかに発見までに時間が掛かっている・・・
様々な理由により亡くなっていることが明確な状況の場合には
救急車を呼ぶのではなく、かかりつけ医または、警察に連絡をした方が良いでしょう。
救急車はあくまでも生きている人の命を救う為のもので、
遺体を搬送することは出来ません。
かかりつけ医がいる場合には、かかりつけ医に連絡をしましょう。
医師が自宅を訪れて状態を確認し、死亡診断書を作成してくれます。
かかりつけの医師がいない場合には、最寄りの警察署に連絡をしましょう。
警察による現場検証や事情聴取などが行われ、
事件性が無ければ、死体検案書を指定の病院で受け取れます。
死亡診断書または死体検案書は、火葬する為には必要な書類なので、
大変な時ではありますが、無くさない様に注意しましょう。
どうしても判断に迷った際には・・・
家族や一緒にいる人の様子が何かおかしい?
救急車を呼ぶほどの状態なのか?
そんな場合には、『救急相談センター』(#7119)に連絡してください。
年中無休365日・24時間体制で相談を受け付けてくれます。
電話の対応をするのが医師や看護師などの医療の専門家になりますので、
状態や症状をそのまま伝えれば、救急車が必要なのかどうかなどについて
適切な判断がしてもらえます。
救急車が必要な場合には、そのまま救急車を呼んでもらうことも可能です。
いかがだったでしょうか?
参考になりましたでしょうか?
想定していない緊急事態においては、
慌ててしまい、思いもよらない行動をとってしまいがちです。
いざという時、間違った判断をしない為、大切な人を救う為にも
今回のお話を頭の片隅に入れておけば、落ち着いた対応が出来るかもしれません。
本日も、ご静聴誠に有難うございました。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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