最近見かけなくなった「墓標」って?わかりやすく説明します!
- ■2020/09/10 最近見かけなくなった「墓標」って?わかりやすく説明します!
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墓標というものは、亡くなった方が埋葬されている場所を示す為に
目印として建てるものを指します。
なので、墓石自体のことを墓標と呼ぶ場合もありますが、
多くの場合は、墓石の代わりに仮に立てる簡易的なお墓(木製の角材)のことを指しています。
最近では、あまり見かけないのかもしれませんが・・・
墓地や霊園にお墓参りへ行った際に木製のお墓を見かけたことはありませんか?
今回は、そんな墓標についてのお話をして参りたいと思います。
先程も申しましたが、墓標とは
“墓石の代わりに仮に立てる簡易的なお墓(木製の角材)”
のことを指しています。
具体的にお話をすると、何かしらかの事情などで墓石をすぐに立てることができなかったり、
墓石を建てるまでにどうしても期間が空いてしまう場合などに
墓石の代わりとして建てておくものが墓標になります。
一般的に墓標を立てる際には、骨壷を埋め、その上に故人名前やの戒名、命日などといったことを記した
木製の角材を建てる、といった具合です。
骨壷は直接土に埋めてしまう場合と、カロートを作るなどしてからそこに納骨する場合とがあります。
いずれの場合にしても、墓標はずっとその場所に建てておくものではなく
あくまでも、石材でお墓を建てるまでの間の目印として使用する仮のお墓という役割なのです。
公営の霊園などの人気の墓地に応募をして、運よく当選をしたけれど
まだお墓を建てる費用が用意できない、という場合には
墓標をお墓として建てることができ、その墓標が仮のお墓ということになります。
また、いつまでに撤去をしなければならないなどの決まりはありません。
それでは墓標はいつまで建てておくのでしょうか?
撤去をする際のタイミングはいつなのでしょう?
墓標は、あくまでも仮のお墓ということです。
なので、きちんとしたお墓を建てるということになりましたら、
撤去することが必要になります。
墓標は、木製の角材になりますので、石と比べ耐久性などもありません。
石材でお墓を建立することが可能になりましたら、撤去をするのがよいでしょう。
そもそも墓標は、お墓を建立する際に必ず建てるというものではありません。
墓地を購入してから、すぐに墓石を建てるということであれば
仮のお墓として墓標を建てる必要はありませんし
墓地を購入してから墓石を建てるまでに期間が空いてしまうという場合でも、
納める遺骨が無いという場合には墓標を建てる必要はありません。
あくまでも墓標とは、亡くなった方がどの場所に埋葬されているのかの目印としての役割になりますので、
埋葬をしていない場合には建てる必要がありません。
皆さんいかがだったでしょうか?参考になりましたでしょうか?
私達「さいたまそうぎ社連盟」では、事前の相談を随時承っております。
墓標についてのご相談はもちろん、ご不明・ご不安な事についてなんでもお答えしております。
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本日も、ご静聴誠に有難うございました。
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