家族で話しておくべき葬儀のお話~トラブルをなくすために~
- ■2020/09/13 家族で話しておくべき葬儀のお話~トラブルをなくすために~
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葬儀の相談を受ける中、ご自身が生きている間に死後のことをご家族に伝えている方は
ほとんどいないように見受けられます。
また、もしもの時にどのような葬儀をしたいのか、どんな希望があるのかなどを
喪主となる方が何もわからないまま、相談を受けるケースが増えています。
しかし、それでは後にトラブルになる可能性が高いです。
こちらでは、万が一の際にトラブルとならないように、
決めておくこと、伝えておくことをご案内します。
第一に依頼する葬儀社が決められているのかを聞いておきましょう。
故人のお迎えから安置所までご移動した後に、実は故人が生前に相談をされている葬儀社が存在したということが、
何度かありました。
お迎えのみ依頼して、葬儀はそちらの会社にお願いをするという方もいますが、
これはオススメできません。
なぜなら、お迎えを依頼した時点で、寝台車や人件費という名目で料金が発生してきます。
しかし、全て一つの葬儀社にお願いしていて、事前相談もそちらで行っていれば、
葬儀社によっては料金が割引になったり、一部無料のサービスも受けることができたりします。
そんな事情を知らずに別の葬儀社へ依頼してしまうと
最終的に葬儀費用全体が割高となってしまいますし、
どこに依頼をされるのかで、家族や親族でトラブルになってしまいます。
事前に依頼する葬儀社はなるべく決め、金額や葬儀社のシステムについても
自分だけではなく、家族で把握して共有しておきましょう。
また、親族の方にも、ある程度の内容はお伝えしておくようにしましょう。
実は、家族ではなく親族の方とトラブルになってしまうケースもあります。
家族では決められていた葬儀社がありましたが、お迎えの際には親族が勝手に別のところへお願いをしてしまい、
家族ではなく親族主導で決められてしまい、高額の葬儀代を請求されてしまったケースもあります。
もちろん、親族の方からすれば良かれと思いされたことなのでしょうが、
葬儀の費用を支払うのは皆さんです。
事前にお話などして、納得されているところに依頼をする旨を、
近くに住んでいる親族だけでも構いませんので、ある程度はお伝えしておきましょう。
お葬式についてのお話は禁句のように言われている時代がありました。
ですが、現代においては曖昧なままにしていたがためにトラブルが増え、
葬儀後に家族関係や親族関係がギクシャクしてしまうケースが報告されています。
そのようなことは故人としても望んでいないと思います。
不謹慎という言葉にとらわれずに、家族全員で共有して考えましょう。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
さいたまそうぎ社連盟
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