エンディングノートを書く必要はあるのか?
- ■2021/07/03 エンディングノートを書く必要はあるのか?
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残りの人生を自分らしく過ごすために、今後どのように過ごすのか?
更には、自分が亡くなってしまった際に、大切な家族や周囲の人などの残された人達が困ることのないように、自分の死後必要になる事や残された人へのメッセージなどを書き記すノート・・・・・
それが、エンディングノートです。
最近「終活」を行う方が増えていることにより、エンディングノートを書く方も増えてきております。
そんなエンディングノートの活用方についてのお話を今回して参りたいと思いますので是非とも参考にしてみてください。
はじめに、エンディングノートと同様に生前に書き残す遺書や遺言書とは、どの様な違いがあるのでしょうか?
●遺書・・・遺書は、『死』を前提としたうえで、自分の心情などについて書くモノで、相続などについては書きません。
書かれていたとしても、法的効力は無いので、無効となります。
●遺言書・・・遺言書は、自分が亡くなってしまった場合に、資産や財産などの分配、不動産や事業などの管理や運営などについての意思表示を規定や法律に従い書くモノで、法的効力が有り、トラブル防止の為に書かれる事が多いです。
●エンディングノート・・・エンディングノートは、今すぐ死ぬ事を前提として書く遺書や法的効力の有る遺言書とも違います。
内容も自由なので、自分の思いや、財産に限らず、残されるモノの処分方法や残りの人生の目標や過ごし方についてでも良いのです。
エンディングノートを書くメリットとしては、法的効力が必要になることは除きますが、自分の思いや希望を大切な家族であったり周囲の人達に託すことができますし、これまでを振り返りながら、エンディングノートを書くことにより、今までの日常生活では見過ごしていた事や、日頃気にも留めていなかったことに気が付き、これから残りの人生について考えるキッカケにもなります。
エンディングノートは、書く内容はもちろん、書式や形式などにも決まりは全くありません。
いろいろなところで販売もされておりますし、インターネットでは、必要な項目を印刷して使用することができるといったものもあります。
また、携帯電話やスマートフォンなどのアプリでも登場しており、気軽に書くことが出来ます。
エンディングノートは、残された家族への最後のメッセージではありますが、自分自身と向き合い、残りの人生について考える良いキッカケにもなりますので、気軽に書き始めてみても良いのかもしれません。
どちらにせよ・・・エンディングノートは、あなたの生きた証といえるでしょう。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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