「骨葬」とは?骨葬が行われる理由とは?
- ■2021/07/07 「骨葬」とは?骨葬が行われる理由とは?
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火葬するのは葬儀・告別式の後ということが、当たり前なことであると思っている方が、もしかすると多いのかもしれません。
ですが、葬儀・告別式の前に火葬を行ってしまう「骨葬」(コツソウ)と呼ばれる形式があるのを皆さんは、ご存知でしょうか?
今回は、そんな骨葬という形式は、どの様な状況や場合などになると行われるものなのか・・・
通常行われる葬儀と何がどのように違うのか・・・ お話をして参りたいと思います。
日本で執り行われる葬儀では、祭壇の前にご遺体を安置し、お通夜⇒葬儀・告別式⇒出棺⇒火葬というのが一般的な流れとされております。
ですが、状況や場合などによっては、葬儀・告別式を執り行う前に火葬を行ってしまい、祭壇の上に火葬をした後のお骨を置き、葬儀・告別式を執り行うことがあります。
これを、「骨葬」と呼んでおります。 一部の地域などでは、今でも一般的に骨葬は執り行われており、「葬儀・告別式が執り行われる前に火葬をする」というのが一般的である地域では 骨葬をするのが普通なことなので、あえて骨葬とは呼びません。
骨葬をするのが一般的である地域では、お通夜を執り行った翌日に火葬をしてから、葬儀・告別式をお骨の状態で執り行います。
しかし、骨葬を執り行うことが一般的ではない地域において、骨葬を執り行うという場合には、特別な事情などがある場合も多く、お通夜の前に火葬を執り行う場合もあります。 それでは、葬儀・告別式を骨葬で執り行うことが一般的ではない地域において、骨葬が執り行われるのは、どの様な理由なのでしょうか?
●ご遺体の状態が良くない。 事件や事故などによって亡くなった場合や、亡くなってからの時間が経ってしまった場合などには、ご遺体の状態が良くなく、衛生面なども考慮し 火葬を先に行ってから、お骨の状態でお通夜や葬儀・告別式を執り行います。
●遠方で亡くなった。
上京してきた方や単身赴任の方が亡くなった場合などには、亡くなった地域で火葬を行ってから、家族や親族の方がお骨を故郷に持ち帰り、お通夜や葬儀・告別式を執り行います。 また、旅行先で亡くなった場合などにも、お骨にした状態で連れて帰るという選択をする方も少なくありません。
●家族葬や密葬を執り行った後に、本葬や社葬を執り行う。 まずは、身内だけで葬儀を行い、後日、友人・知人、関係者などが参列できるように、本葬やお別れの会・偲ぶ会などを開く場合があります。
また、多くの方が参列する社葬などでも、家族葬を執り行った後に本葬が執り行われる場合もあります。
これも、「骨葬」のひとつと言えるかもしれません。 私達「さいたまそうぎ社連盟」では、骨葬についてはもちろん様々な相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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大切な人を思う気持ちを心を込めて形にします。
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