私の死後の旅 ~引き取り手がない!納骨や供養は?~
- ■2020/09/06 私の死後の旅 ~引き取り手がない!納骨や供養は?~
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Go To トラベルキャンペーン ~私の死後の旅 魂は、三途の川経由あの世行き 体は、倉庫経由無縁塚行き~
家族に看取られ亡くなり、家族や親戚に見送られ火葬される。
お墓にも納骨され、命日、お盆やお彼岸、回忌法要などと年に数回お墓参りをしてもらう。
なんなら、自宅の仏壇でも毎日供養してもらう。
これは、当たり前のことなのでしょうか?
ニュースなどで、よく聞く孤独死。
高齢者に限った話ではなく、一人暮らしの方が誰にも看取られず、または誰にも助けられることなく亡くなっていく。
これは、やむを得ない部分もあるとは思いますが・・・・・
亡くなったことを誰にも気づいてもらえずに、数日後に異臭騒ぎで発見される。
核家族化が進み、人間関係も希薄になっている現代においては、今後も増えていく話なのかもしれません。
ですが、発見が遅れてしまっただけで、その後は家族や親戚がきちんと供養してくれるのであれば、まだ良いのかもしれません。
それでは、身寄りのない方の場合にはどうなるのでしょうか?
その様な場合は、公費で火葬され、無縁塚、無縁仏と呼ばれるお墓に納められる、ということは皆さんもご存じなのではないでしょうか。
ですが、火葬が終わったら、すぐに役所の方が、お墓に納めてくれるわけではありません。
それでは、どうするのでしょうか?
私もこの様な方々のお手伝いをこれまでに沢山して参りましたが、火葬後のお骨は引き取り手がいない為、役所に届けられます。
その後、どうするのかを役所の担当者の方に聞いたことがありますが・・・(役所によって異なる部分はあるとは思いますが・・・)
そこでは、お骨を保管する為の倉庫があり、そこで3年間保管しながら、引き取り手を捜すそうです。
ただ、当然のことながら、亡くなった時点で捜しているわけですから、その時に見つからなかった引き取り手が簡単に見つかることはなく、その倉庫もいっぱいで困っているそうです。
具体的に数は教えてくれませんでしたが、役所の倉庫がいっぱいになるっていうことは・・・かなりの数ということなのでしょうか?
ただ、何かの書類と一緒に保管されているのでスペースが狭いだけなのでしょうか?
だとしても、私達の思っている様な数ではなさそうです。
そんなに、長期間に渡り、数多くのお骨を保管しているのであれば、もはや、役所のことを納骨堂と呼んでも間違えではないかもしれません。
●「今日、○○市納骨堂に行って住民票取って来る。」
●「明日、○○町納骨堂に福祉の相談に行こう。」
●「本日、○○区納骨堂に婚姻届を提出しました。」
失礼致しました。話を戻します。
役所に保管されているお骨は身寄りのない方のお骨だけではなく、引き取り手がいないお骨もあるのです。
この引き取り手というのがポイントかもしれません。
遺族・親族=引き取り手ではないからです。
保管されているお骨の中には、役所の方が、遺族や親族を見つけても、引き取りを拒否されたものもあるということなのです。
以前は、ほとんどが行旅死亡人(身元不明者)のお骨を番号で管理されているものが多かったのだが
今では、身元が判明しているのに、引き取り手がいないお骨が多いので、ちゃんと名前で管理されているそうです。
何とも悲しいお話です。
私の死後の旅、倉庫経由無縁塚行きは・・・・・
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